JALと同じワンワールドに属するアメリカンエアラインが6/4に7月の運航便を6月比で74%増やすと発表しました。
これにより、アメリカンエアラインの株価は2日間で約70%も上昇しました。
同じアメリカの航空会社でスカイチーム所属のデルタ航空、ANAと同じスターアライアンスに所属しているユナイテッド航空もアメリカンエアラインまでとはいきませんが、株価が上昇しました。
アメリカの航空会社の株価上昇についてまとめました。
ニュース内容
アメリカンエアラインはこの日、7月の運航便を6月と比べ74%増やす計画を明らかにした。米国では行動制限の解除に伴い、予想されていたより急速に旅行需要が回復していることが示唆された。
bloomberg
世界で最もコロナウイルスの感染者数が多いアメリカでも感染拡大が抑えられてきて行動制限が日本と同様に解除されつつあります。
それに伴い航空会社の便数も増えていくようです。
6月は1日あたり2,300便だったのを4,000便にまで増便するとのこと。
ただ、これでも去年の同じ時期と比べるとまだ40%程度のようです。当然ですが、完全回復には程遠いですね。
記事には旅行需要と書かれていますが、おそらく回復しているのは旅行需要ではなく、ビジネス需要だと思いますが。。。
株価の上昇
これにより、アメリカンエアラインの株価は急騰しています。
下のチャートを見ると2日間の上げ幅がすごいですね。
3日までは11ドルだった株が2日で18.6ドルまで回復しています。
なんと2日間で70%の上昇となっています。
100万円投資していたら今頃170万円です。笑
コロナショック前は30ドルほどだったので、3分の1になっていた株価が3分の2にまで戻っています。
コロナショックで3分の1になっているのもすごいですが、2日でこの動きもすごいですね。
アメリカはストップ高・安がないのでここまで株価が極端に動いたようです。
デルタ、ユナイテッドの競合は?
スカイチームのデルタは2日間で28.5ドルが34.2ドルまで上がっています。
こちらは2日で20%ほどの上昇であり得なくはない上昇となっています。
ANAと同じスターアライアンスに所属しているユナイテッド航空は33.6ドルが2日で42.4ドルまで上がっています。
こちらは2日で26%の上昇ですね。こちらもこれくらいならまああり得なくはないかなという感じです。
2社の株価がアメリカンエアラインと比べて緩やかな上昇なのは、デルタ航空の場合は7月の便数を5月比50%までの増便と留めていること
ユナイテッド航空は去年の同月比、30%までに留めているのが理由かと思います。
いずれにせよ大幅な上昇には変わりないんですけどね。。。
以上アメリカンエアラインの急騰についての記事でした。
アメリカ株が最近熱いですね。コロナショックによる金融緩和でバブル状態です。
いつまでこの上昇が続くかわかりませんが、しばらく注視していきたいと思います。
※投資判断は自己判断にてお願いいたします。
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