ANAは7月末までの国際線運航計画を見直しました。
6月も7月も国際線は9割が運休です。
さらに7月に新規就航予定だったモスクワとイスタンブールの就航も未定となったとの発表がありました。
この世界的なコロナウイルスの影響の中、 ANAの国際線運航状況についてかる~くまとめてみたいと思います。
ANAの国際線運航状況
まず6月の運航予定です。
6月は計画していた73路線5,177便のうち91%にあたる4,704便を運休・減便しています。
7月は75路線5,461便のうち、90%にあたる73路線4,938便が運休・減便となります。
惨憺たる数値ですが、需要がない中飛行機を飛ばして、田舎の公共交通機関のように空気を運んでも意味がないので、仕方ない数値かと思います。
モスクワ・イスタンブール就航は未定に
そして7月から新規就航予定だったモスクワとイスタンブールは就航が未定となりました。
状況が状況ですからね。。。
ロシアはかなり感染者が増えている国の一つですし。
羽田-深セン、ストックホルム、ミラノの3路線はすでに就航未定となっています。
羽田-青島とサンフランシスコ、サンノゼの3路線は一応8月開設予定だそうです。
サンノゼはシリコンバレーの中心都市。サンノゼ線は成田からの移管です。
通常運航している路線
しかしこんな状況でも通常運航している路線が2つ存在します。
週7往復の
・成田-ロサンゼルス線
・成田-シカゴ線
の2路線です。
こんな状況でも需要がある路線があるんですね。
もしかしたら貨物の需要があり、貨物で採算が取れ、ほぼいないであろう旅客はおまけなのかもしれません。
以上ANAの国際線の運航状況でした。
しかしこの運航状況で4-6月の決算はどんな数字となるのでしょう。。。
見るのがちょっと恐ろしいですね。
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