まだANAマイルをせっせと貯めてビジネスクラスの航空券を発券していた頃、ANAと提携しており、マイルでビジネスクラスが取れたEtihad航空のビジネスクラスに搭乗しました。
このフライトは人生初のスタッガードシートに乗ったことで個人的に記憶に残るフライトとなっています。また、コロナ禍が終わり、数年ぶりに搭乗する海外フライトでもありました。
エティハド航空
エティハド航空(Etihad Airways)は、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに拠点を置く国営航空会社です。2003年の設立と比較的新しい会社ながら、高品質なサービスと安全性の高さで世界的に知られています。中東御三家の一角としても有名です。(他はエミレーツ航空、カタール航空)
アブダビのザイード国際空港(旧アブダビ国際空港)をハブとし、世界50カ国以上、100以上の都市に就航しています。
成田国際空港からアブダビへの直行便を運航しています。2026年6月からは、総2階建ての巨大機エアバスA380の投入が計画されています。
エティハド航空のA380のファーストクラスは超豪華な「部屋」となっており、マイルで乗ることを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
大阪/関西にも就航していますがは、2025年11月22日から2026年3月15日まで期間運休との事のようです。
エティハド航空は主要な3大航空アライアンス(スターアライアンス、ワンワールド、スカイチーム)には加盟していません。しかし、独自の提携戦略をとっており、日本ではANA(全日本空輸)と提携しています。
ANAのマイレージクラブ会員は、エティハド航空のフライトでマイルを貯めたり使ったりすることが可能です。
EY801フライト情報
| 便名 | コードシェア | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| EY801 | NH6361 | 17:20 | 0:50 | 12h30m |
運航会社はエティハド航空でANAとのコードシェア便です。
搭乗前サービス
ビジネスクラス利用時は搭乗前から優先サービスが始まります。順に見ていきましょう。
エティハド航空の成田便は1日1便でしたので、常時エティハド航空のカウンターが開いているわけではなく、フライトの3時間前からオープンでした。
3時間前にカウンターに行ってみるとそこにはすでにかなりの行列が出来上がっていました。
客層は日本人というよりも海外の方のほうが多い感じでした。


チェックイン、保安検査場
エコノミー利用であればこの行列に並んで、30分くらいはチェックイン、バゲージドロップに時間を要するところですが、ビジネスクラス利用なのでチェックインはビジネスクラス専用のチェックインカウンターで行うことができます。成田でのエティハド航空はなぜかスカイチームのカウンターが割り当てられているようでした。
ビジネスクラス専用のチェックインカウンターは、エコノミーのチェックインカウンターとは違ってガラガラで、チェックイン時に行列に並ぶ必要はなくストレスフリーでチェックインできました。
また、成田空港では保安検査場にもゴールドトラックが設けてあり、優先して保安検査場を利用することができます。こちらでも列に並ぶことなく非常に快適でした。

ラウンジ
ビジネスクラス利用時はラウンジを利用することができます。
エティハド航空が成田国際空港で使用している指定ラウンジは、第1ターミナル 北ウイングにある「NARITA プレミアラウンジ」でした。
エティハド航空はANAと提携していますが、成田空港での指定ラウンジはANAラウンジではなく、この「NARITA プレミアラウンジ」となります。
以前はデルタ航空のラウンジでしたが、デルタはアジアのハブを成田から仁川に移したため、別の名前のラウンジになっています。
飛行機に乗るまえのビールは至福の一杯ですね。

ラウンジは出発前のひと時に花を添えてくれますね。
ラウンジを堪能した後は、本日搭乗する飛行機と対面です。機材はB787で中東系のエアラインらしく、塗装は金色で晴天のもと輝いています。後ろには我らがANAの機体も見えます。

機内シート
シートはスタッガードシートで全席通路にダイレクトでアクセス可能で、私は窓際の席をしました。人生初のスタッガードシートに心躍ります。
クッションや写真右下に映っているランプはデザインに中東感があり席のお洒落度に一役かっています。

実際座ってみましたが、身長178cmですが足元は超広々しています。
モニターも大きく、機内での映画鑑賞がはかどりそうです。

上の2枚の写真にも写っていますが、当時のアメニティはアクア ディ パルマ(Acqua di Parma)でした。

アクア ディ パルマ(Acqua di Parma)は、2018年からビジネスクラスやファーストクラスの標準アメニティとして採用されていましたが、現在はアルマーニへ切り替わっています。
アクア ディ パルマ(Acqua di Parma)は、1916年にイタリアのパルマで誕生した、イタリアを象徴する老舗フレグランス・ライフスタイルブランドです。創業以来、洗練された「イタリアの生活様式(イタリアン・サヴォア・フェール)」を体現する製品を提供し続けているそうです。
中身は代表的な香り「コロニア(Colonia)」のミニボトル、ボディローション、リップバーム、ハンドクリームでした。
食事
さて、ビジネスクラス搭乗での楽しみの一つ、食事について見ていきましょう。
離陸後、安定飛行に入ってしばらくすると、メニューが配布されました。
搭乗時のメニューはこちらでした。


まず、ドリンクが提供されます。ドリンクの中でノンアルコールカクテルにあった、「バタフライエフェクト」を名前に惹かれて注文してみました。
つまみのナッツも提供していただきました。紙ナプキンがお洒落ですよね。

レシピについて調べてみると一般的に以下の材料をベースにしており、爽やかでフローラルな味わいが特徴とのことで、実際シロップの甘さとライムのさわやかさとハーブティーであるバタフライピー・ティーが絶妙にマッチしており、非常に美味しかったです。今回の旅程でエティハド航空には4回登場したのですが、かなり気に入り4回の搭乗すべてで注文した記憶があります。
- バタフライピー・ティー(青色のベース)
- ライムまたはレモンジュース
- シロップ(甘みの調整)
- ソーダまたはスパークリングウォーター
- ミントやエディブルフラワー(飾り)
ドリンクを楽しんだ後は前菜です。メニューの通り、アラビア風前菜、サラダ、スープの3つから選択でき、せっかくの中東系エアラインということでアラビア風前菜の盛り合わせを注文しました。

前菜から3つも選択肢があるというのはかなりレアな気がします。
ドリンクも先ほどとは違うものをということだったので、前菜に合わせて白ワインをお願いしました。
そしてグラスに注目いただきたいのですが、ブランドはなんとアルマーニ(ARMANI)でした。ARMANI、ETIHADとブランド名が入ったグラスは非常にかっこいいです。


そんなグラスで白ワインを楽しみつつ、アラブ風前菜を楽しみました。
続いてメインですが、こちらも4つも選択肢があります。なかなか4つも選択肢があるというのはない気がします。
「ローストチキン」「鮭のゆず庵焼き」「牛肉のコフタ(ハンバーグみたいなもの)」「リガトーニ(パスタ)」の選択肢があり、中東や南アジア、中央アジア、バルカン半島などで広く親しまれている肉料理であるコフタを選択しました。

牛ひき肉のベースにスパイスを練りこんだコフタは機内でも異国感を味わうことができ、付け合わせのポテトや野菜もおいしかったです。
最後にデザートです。
デザートもなんと4つも選択肢がありました。
「塩キャラメルタルト」「アールグレイムース」「フルーツ盛り合わせ」「アイスクリーム」からアールグレイムースを選択。
欧州人向けなのか、量がすごかったのですが、ピスタチオソースと紅茶のアールグレイムースの組み合わせがばっちりで最高な食後のリフレッシュになりました。コフタも美味でしたが、このデザートがメニューの中で一番美味しかったです。

食後は座席をフルフラットのベッドにし、しばし就寝。
睡眠をとって到着の前にせっかくなので、メニューの中でフライト中いつでも注文可能なものの中から、ローストビーフサンドイッチとアイスレモンティーをお願いしました。
熱々の状態で提供いただき、頼んでなかったのですが、ポテチもついてきました。

食事と映画を楽しみつつ、フルフラットを活用して睡眠をとっているとあっという間に着陸態勢となり、目的地のアブダビの夜景が目に飛び込んできました。

無事着陸し、次の便、欧州方面への乗り継ぎへ向かいます。
以上成田発のエティハド航空のビジネスクラスについてでした。
中東系エアラインは初でしたが、豪華な内装の機材、選択肢の多い食事と高い前評判にたがわぬフライトを楽しむことができました。


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