近年は絶滅危惧種となってしまい一度は乗ってみたい夜行列車。
フィンランドの首都「ヘルシンキ」とサンタクロースの故郷と呼ばれ、オーロラ観測の拠点ともなる「ロヴァニエミ」を結ぶ夜行列車があります。
その名も「サンタクロースエクスプレス」
19年の年末に北欧の夜を駆けるサンタクロースエクスプレスに搭乗しましたのでその感想についてまとめました。
サンタクロースエクスプレスとは
サンタクロース・エキスプレス(Santa Claus Express)はフィンランドVRグループが運行する夜行列車である。ヘルシンキとサンタクロースの故郷とされるロヴァニエミを結ぶことから、この愛称がある。
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サンタクロースエクスプレスはフィンランドの首都「ヘルシンキ」とサンタクロースの故郷と呼ばれ、オーロラ観測の拠点ともなる「ロヴァニエミ」間の約800kmを約12時間で結ぶ夜行列車です。
サンタクロースエクスプレスは1日に2往復出ています。
北行き | 南行き |
---|---|
ヘルシンキ→ロヴァニエミ | ロヴァニエミ→ヘルシンキ |
18:49→7:35 | 18:00→6:24 |
23:13→11:05 | 21:15→9:14 |
私と友人は北行きの23時発を利用し、帰りはノルウェイジャンというLCCでヘルシンキまで戻ってきました。
この片方サンタクロースエクスプレス、片方飛行機は時間を有効活用でき非常におすすめです。
チケットの予約はフィンランドVRグループのHPから行えます。
搭乗記
続いて実際のサンタクロースエクスプレスの車内などについて写真とともに紹介します。
列車外観、ホーム上
サンタクロースエクスプレスと銘打っているだけあって外観が非常にかわいらしい感じになっており、乗車前に心が躍ります。
時計とか、駅名を入れると一気にそれっぽい感じになります。
先頭は新幹線みたいにかっこいい車両なのか?と期待して見に行ったら
先頭はただの貨物車でした。笑
車内
我々はトイレとシャワーが個室についている2階の2段ベッドがある部屋を予約しました。
2階の部屋はシャワー、トイレが個室についています。1階は共用のシャワー室とトイレです。
予約される際には気に留めておかれるといいかと思います。
車内も非常にかわいらしい内観になっています。
トナカイとサンタが描かれたペットボトルの水とシャワー用のタオルもついていました。
タオルがあるのは非常にありがたいですね。
ただ、夜行列車ですので車内は非常に狭いです。
スーツケースを2つ置いたら部屋はもう一杯で基本ベッドの上で過ごすことになります。
下のベッドの下に収納するスペースがあるので着替え後などはそちらにスーツケースをしまうことになると思います。
シャワー室兼トイレもお察しの通り狭いので気になる方は、乗車前にヘルシンキ市内でサウナなどに行きシャワーをあらかじめ浴びておくといいと思います。
サウナ発祥のフィンランドですしね。
シャンプーとボディーソープが一緒という凄い仕様でしたので利用される場合はシャンプーなどを自身で持って行くといいかもです。
事前に調べた感じではレストランカーもあるという感じだったのですが、我々が乗った23時の列車にはレストランカーはありませんでした。
事前に朝食などは買っておきましょう。
値段
私が予約をしたのは130日前だったこともあり、早割的な感じで非常に運賃は安かったです。
値段は2人1部屋で108ユーロで、1人あたりたったの54ユーロでした。
夜乗って昼前に到着するので、移動費+ホテル代と考えると激安です。
以上サンタクロースエクスプレスの搭乗記についてでした。
移動費と考えても非常に安いのでロヴァニエミに行く際一度乗車されてみてはいかがでしょう。
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