株価が急落中の今、株を買おうか迷われている方は多いのではないでしょうか。
特に下落率が大きいのが航空業界です。
文字通り日本の両翼であるJALとANA。
以前ANAの株価、株主優待と配当などをまとめた記事にかなりアクセスをいただきましたので
今回はそのもう一つの翼であるJALの株価、株主優待と配当の3つについてまとめました。
今は3つの要素があるため、株を買う丁度いいタイミングではないかと考えています。
・株価が下がっている
・株主優待が悪くなく、基準日目前
・配当もよく、基準日目前
ANAに関してはこちらの記事でまとめています。
JALの株価変動
JALはもともとコロナが流行する前の株価は3,300円ほどありました。
今では1,900~2,100円あたりを彷徨っており、
1ヶ月あまりでなんと40%近くも株価が下落しています。
ANAは30%ほどの下落率です。
客室乗務員に感染者が出たことが影響しているのかもしれません。
ただ、この株価下落はコロナによる一時的なものでコロナが収まれば収束すると考え、
今株を買って少し長期で見れば利益が見込めるだろうと思っています。
ANAもほぼ同様な値動きをしており
私はとりあえずANAの株は100株買っています。
追加でJALの株も買おうかとも考えています。
もし期待通りに行けば
3,300円-2,000円×100株で13万円の益ですからね。。。
税金の20%を引いても10万円ほど益が出ます。
なお、JALの最低単元数は100株なので、100株単位で購入することになります。
株主優待
3/31、9/30時点でJALでは100株以上を保有していると
株主優待を受けることができます。
今は3/31の直前なので株主優待もすぐ受けることが出来ますね。
JALの株主優待は
・国内線搭乗優待
・ツアー割引券(7%)
が主な内容になります。(公式HP)
国内線割引券
JALの株を3/31の時点で100株以上所持している場合基本的に100株につき、1枚「株主優割引券」が貰え、 普通席大人普通運賃の半額でJAL国内線が利用できます。
ANAとくらべると貰える基準が少しシビアですね。
100株では9/30に割引券をもらうことが出来ません。
「株主割引」 とは
JALのHPで航空券の値段を調べた際に右のほうにに出てくる料金ですね。(下図赤枠内)
ウルトラ先得よりは高いことが多いですが、搭乗直前や連休ではこんな感じでお得な場合があります。
また、株主割引で購入した航空券は日程の変更が可能なのが大きいですね。
株主割引券の注意点などは公式HPから確認できます。
使わない場合はチケットショップなどで売ることもできます。
今は状況が状況ですが、JALの国内線割引券は1枚4,000円ほどで売れていました。
ツアー割引券
3月末・9月末で100株以上所有しているとJALパックツアー商品(国内・海外)に使える割引券が貰えます。
割引率は7%です。
ホテルの20%割引券が6枚など貰えるANAと比べると少し寂しい内容ですね。
配当
JALでは2020年3月期の期末配当はまだ発表していませんが、9月の中間配当は1株当たり55円でした。(公式)
もし配当が上期と同じであれば、100株保有すると5,500円の配当が見込めますね。
ただ、新規にJALの株を購入される方は、発行基準日(3月31日)から起算して3営業日前(権利付最終日)までに購入手続き済ませる必要があります。
JALは中間、期末と2回配当がありますが、ANAは期末のみです。
ANAの20年3月の配当は75円を予定しているので、年間でみると配当はJALの方がよさそうです。
まとめ
以上をまとめると以下の通りです。
株価:1ヶ月で40%ほど下落
株主優待:3/31が基準日で国内線割引券とツアーの割引券が貰える
配当: 3/31が基準日で金額は未定だが上期は1株当たり55円
株価の値動きが激しいのでどのタイミングで株を購入するか難しいですが
新規にJALの株を購入される方は、3月31日の3営業日前までに購入手続き済ませましょう。
航空業界では、減便や運休など暗いニュースが続きますが早期の収束し、普段通り旅行が楽しめるようになるといいですね。
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