株価が低迷中の今、株への注目が高まっているのを感じます。
私の記事も自然と投資関係の記事が多くなっている気がします。
私自身もこのコロナの影響で株価が下がっているこの時期に初めて現物株を買うなど
投資初心者として活動しています。
そして持っている株の中で(一時)ストップ高となった株があったので、
・株の銘柄
・株価の動き
・事業・急騰の理由
・業績
について紹介したいと思います。
ストップ高とは
株価には異常な暴騰・暴落を防ぐために、株価が1日に変動できる上下の幅を制限する値幅制限という制度があります。
この値幅制限の上限まで株価が上昇することをストップ高と呼びます。
簡単に言うと株価が一日で上がる上限と理解頂けたらと思います。
ストップ高となった銘柄
さっそく一時ストップ高となった銘柄について紹介します。
その銘柄は
中央化学(株)【7895】
です。
知っているかたいらっしゃるでしょうか。
自分は最近まで全く知りませんでした。
この会社はプラスチック製食品包装容器のメーカーです。
なぜここ数日で株価が急騰しているか鋭い人なら製品を聞いてピンと来るかもしれません。
それは追々。。。
株価の動き
続いて中央化学のここ1週間の値動きを見てみましょう。
昨日は正真正銘のストップ高、本日は一時ストップ高と2日連続でストップ高で
株価が急騰しています。
2日前までは350円ほどだった株価が500円弱と40%近く株価が高騰しています。
ちなみにコロナの前の株価は550円~700円とマスクメーカーのようにコロナ前より異常に株価が高く、高値掴みとなることがあまり心配されないのもいい点かと思います。
マスクメーカーはもともと200円ほどの株価が1回1,600円まで上がり、今600円とかですから、1,000円とかで買った人は悲惨ですね。。。
そうなる危険性は少ない気がします。
因みに私は昨日の夜時間外取引にて450円で100株購入しています。
そのため持っている株で本日一時的なストップ高を経験出来ました。
単価が安く、最低5万円ほどで買え、手軽なのもいい点ですね。
事業・急騰の理由
この会社はプラスチック製食品包装容器のメーカーです。 (公式HP)
ちなみに三菱商事の連結子会社でバックには日本一の商社が付いています。
このようにプラスチックの食品容器を製造しています。
この事業がここ数日の株価急騰と大きく関係しています。
数日前政府による「緊急事態宣言」が出ましたよね。それも大きく関係しています。
この中央化学の株価急騰の理由は以下の流れです。
緊急事態宣言による外出の自粛→Uber Eatsなどの宅配サービスやテイクアウトの需要増
→プラスチック容器の需要増予測→プラスチック容器メーカーの株価急騰
なるほど!となりませんか?
緊急事態宣言は1ヶ月ほど続き、その間需要は増えるでしょうからそれを予想した投資家がプラスチック容器のメーカーに目を付けたわけです。
昨日の昼休み友人とこの状況で上がる株はどんな業種だろうという話をしていて思いついたのがプラスチック容器メーカーでした。
そして株価を見てみたら既にストップ高だったんですよね。
考えることは同じなんですね。
そして時間外で株の購入を行いました。
業績
いくら株価が上がっていて安い株とはいえども、業績が悪ければ株は買う気にはなりません。
業績も見ていきましょう。(公式HP)
2019年度の12月までの売上と営業利益です。
売上が400億円、営業利益が12億円ほどとなっています。
この規模のメーカーならボチボチでしょうか。昨年と比べると売り上げは微減ですが、大幅に営業利益が改善しています。海外での生産性を向上させたようです。
年間の予想はこちら年間で540億円ほど、11億円の営業利益を見込んでいます。
こちらは過去作成した年間の予想で営業利益はすでに予想を上回っており、コロナの影響がどれくらいあるか不明ですが、そこそこ期待は出来そうです。
キャッシュフローなども見てみましたが特に気になる点はありませんでした。
まとめ
以上、株価急騰中の中央化学についてご紹介しました。
以下を考えると十分購入を検討するに値する銘柄ではないでしょうか。
・株価が2日で40%ほど高騰
・株価500円と最低5万円から購入可
・コロナ前は600円ほどで現在異常な高値ではない
・外出自粛でテイクアウト、宅配の需要増でプラスチック容器の需要増見込み
・日本一の商社三菱商事の連結子会社
・業績もそこそこ
ただ、株式の購入判断はご自身の判断にてお願いいたします。
当サイトは株の購入を推奨しているわけではございませんのでご注意ください。
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