マイルを貯めている方はポイントサイト「モッピー」は利用されていますよね。
ブログを書いている方はモッピーの運営が東証一部に上場している「セレス」ということをご存知の方が多いと思います。
ところが、そのセレスがどれくらいの売り上げ規模でどんな決算状況かまで知っている方はあまりいないような気がします。
1-3月決算が発表されましたが、記事にされている方も見かけないので。。。
モッピーを運営しているセレスの1-3月決算が発表になりましたので
内容についてまとめてみました。
モッピーとは
モッピーについては説明するまでもないかもしれません。
JALマイルにしてもANAマイルにしてもマイルを貯めるのに活用できるポイントサイトで利用されている方は非常に多いと思います。
ビジネスモデルはこんな感じですね。
広告主の広告をモッピーが掲載、我々ユーザーが利用することでモッピーからポイント付与、モッピーは広告主から広告掲載料をもらうという感じです。仲介業に近いですね。
ある一定の条件を満たすことでモッピーのポイントをJALマイルなら80%
ANAマイルなら86.3%で交換が可能となっています。
モッピー以外のサイトの場合ANAマイルは75%が最大、JALマイルは大抵50%なので
モッピーの存在は際立っています。
セレスについて
セレスはモッピーを運営している企業になります。
ここではセレスの事業内容、決算内容、株価について見ていきたいと思います。
セレスの事業
モッピーはあくまでセレスの事業内容の一つであり、セレスはモッピーのほかにも
バイト求人サイトや、不動産紹介サイトなども運営しています。
例えばこんなところ
あれ、なんか見たことあるような。。。と思ったらモッピーの広告で出ている案件ですね。笑
メビウスの輪状態です。
あと仮想通貨のブロックチェーンを開発するベンチャー企業に投資を行ったりしているようです。
いつか投資先のベンチャー企業を通じて「モッピーコイン」や「セレスコイン」といったものが出来るかもしれませんね。
決算状況について
続いてモッピーの運営主体セレスの決算について見てみましょう。
セレスは1-12月で1年間の決算をまとめています。
19年度決算は
売上高165億円が、営業利益が9億円となっています。
こう言っては失礼ですが意外と売上とか大きいなと印象でした。
自己資本比率も50%付近でキャッシュフローも健全で
しっかりした会社でした。
そして注目すべきは昨日発表になった1-3月の決算
売上46億円で営業利益が何と5億円でした。
モッピーの20年度年間の予算は
売上高185億円で営業利益は10.5億円です。
なんとと年間の1/4で年間予算の半分を達成しています。
前年の4-6月と比較すると123%の増加です。
倍増以上となっておりかなり調子がいいようですね。
決算資料を読むとモッピーも会員数や広告掲載数を伸ばしかなり好調なようです。
好決算の要因はモッピーの好調もありますがどちらかというと
仮想通貨関係の事業の方が大きいようですが。
これだけ好決算ならばもう少し貧弱な問い合わせ対応にもテコ入れして欲しいところですね。
株価
この昨日の決算を受けて本日セレスの株価がかなり反応しました。
昨日まで809円だった株価が959円まで上昇しストップ高となりました。
しかも一切寄り付かずにです。
この場合買い注文をしたい人に対して売り注文をしたい人が全然いなかったということになります。
なお、セレスの株は過去2,800円を付けたことがあるようです。
以上、モッピーの運営主体セレスの決算状況やそれによる株価についてでした。
モッピーの主体がセレスで上場している企業ということまでは把握していましたが、
私自身も決算などについてはノーマークでした。
いろいろ調べてみると面白いですね。
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