2019年の10月某日ポーランドとチェコ(一応ドイツも)を旅行してきました。
この旅行は2019年の2月頃から貯め始めたANAマイルでビジネスクラスの航空券を発券し、人生で初めて国際線のビジネスクラスに搭乗した思い出に残る旅行でした。
その旅行で利用した北京→ワルシャワ中国国際航空(エアチャイナ)便ビジネスクラスの搭乗記を書きたいと思います。
エアチャイナはネットではあまり評判がよろしくないのでどうかなと思っていましたが、サービス内容等に不満を感じることは全くありませんでした。
旅行スケジュール
全体の旅行は以下の通りで、6日間で日本国内の乗り継ぎ2回も含めると6日間で9回、5つの航空会社の飛行機に乗った旅行となりました。
日数 | 出発地→到着地 | 航空会社 | クラス | |
---|---|---|---|---|
① | 1日目 | 成田→北京 | ANA | ビジネス |
② | 1日目 | 北京→ワルシャワ | 中国国際航空 | ビジネス |
③ | 3日目 | ワルシャワ→プラハ | ポーランド航空 | エコノミー |
④ | 4日目 | プラハ→ウィーン | オーストリア航空 | ビジネス |
⑤ | 4日目 | ウィーン→ミュンヘン | オーストリア航空 | ビジネス |
⑥ | 5日目 | ミュンヘン→北京 | ルフトハンザ | ビジネス |
⑦ | 5日目 | 北京→羽田 | 中国国際航空 | ビジネス |
※③のワルシャワ→プラハのみ乗り継ぎ回数の関係上特典航空券が取れなかったため有償航空券でエコノミークラス利用となりました。
旅行の全体概要はこちらにまとめています。是非ご覧ください!
利用したマイル数は95,000マイルでした。
95,000マイルは半年~1年ほどあれば誰にでも貯めることができます。
マイルの貯め方はこちらからご覧ください。
また、旅行の2か月前でも予約の方法を少し工夫すれば上記のようにオールビジネスクラスの旅程を組むこともできます。
CA737便基本情報
中国国際航空(エアチャイナ)とは
その名の通り中国の航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
そのため有償でエアチャイナに搭乗してANAのマイルを貯めるなどが可能です。
北京を本拠地とする中国のフラッグ・キャリアで就航地は180都市以上の巨大な航空会社です。(ANAは100都市程度)
台湾にチャイナエアラインという全くの別会社がありややこしいです。
なお、中国の航空会社はこれだけあるそうです。。。
FlyTeamのページへ
フライト情報
便名 | コードシェア | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
---|---|---|---|---|
CA737 | LO5094 | 3:55 | 6:20 | 9h25m |
運航会社は中国国際航空(エアチャイナ)でポーランド航空とのコードシェア便です。
フライト時間は9時間ちょっとで深夜初早朝着のレッドアイフライト(目の隈便)です。
機内でしっかり寝ないと旅行初日から辛いことになります。
私が利用したときは出発2時台だった記憶があります。
使用機材
使用機材はエアバスの330で座席数は237席、うちビジネスクラスは30席です。
ビジネスクラスは最新のスタッガードシートではなく全席通路にダイレクトアクセスできる座席ではありませんが、フルフラットになるシートが導入されています。
しかしこう見るとビジネスクラスとエコノミーの差は歴然ですね。。。
乗り継ぎ、ラウンジ
乗り継ぎ
事前に調べた情報では北京での乗り継ぎは非常に時間が掛かるとのことでしたが、10月の平日ということもあってか全く時間が掛かることなくトランジットは終了しました。
注意点としては中国の保安検査場ではモバイルバッテリーの容量を確認されます。
100Wh以上のモバイルバッテリーは没収されてしまうとのこと。
100Whとは約25,000mAhですのでよっぽど大きなモバイルバッテリーを持っていかなければ問題ないでしょう。
なおモバイルバッテリーはどこの航空会社でも預け荷物に入れるのは禁止です。
同じ便に乗っていて訳あって仲良くなった女性の方はモバイルバッテリーを預け荷物に入れていて没収されてしまったようです。
必ず手荷物として携帯しましょう。
ラウンジ
ビジネスクラス利用だったので北京空港ではエアチャイナのラウンジを利用することができました。
ビジネスクラス利用でしたが、私がSFC会員でスターアライアンスゴールドメンバーだったからか、エアチャイナのファーストクラスラウンジを利用できました。
ファーストクラスラウンジと言っても後程訪れたビジネスラウンジと中身に変わりはなく、空いているくらいしか違いはありませんでした。笑
乗る便がレッドアイフライトのためフルフラットのシートでがっつり寝る予定だったのでさっぱりしてから乗りたいと思い、ラウンジではシャワー室を利用しました。
ファーストクラスラウンジでシャワー室を利用しようとしたらあいにくメンテナンス中。
ビジネスクラスラウンジに行ってくれとのことでビジネスクラスラウンジでシャワーを浴びました。
シャワーを浴びられるのは本当に嬉しいです。ラウンジサービスの中で一番ありがたいサービスでは?と個人的に思っています。
やはり航空会社のラウンジはいいですね
ラウンジはANAの上級会員であればエコノミークラス利用時にも利用することができます!
ANAの上級会員に一生なれてしまうスーパーフライヤーズカード(SFC)というクレジットカードがあり、その内容については以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください!
機内写真、食事
座席
座席はお世辞にも新しいシートとは言えませんがフルフラットになる座席は自身初体験だったので全く気にならないどころか、フルフラットシートの魅力を満喫できました。
エアチャイナの公式サイトから持ってきた座席のイメージはこちら
実際の写真がこちら。幸運にもまた隣の方はいませんでした。
足元のオンマットと座席が合体する形でフルフラットのベッドになります。
おかげで食事以外の時間は爆睡でき、レッドアイ便もなんのそのでした。
ウェルカムドリンクはオレンジジュースを選択。ワインとかもありました。
長距離路線なのでアメニティポーチもしっかりあります。
ロクシタンのポーチで中にはリップクリーム、歯ブラシ、アイマスク、耳栓、ハンドクリーム等が入っていました。
各航空会社のアメニティポーチもビジネスクラスならではの楽しみですね。
食事
出発は深夜なので食事は夜食と朝食が提供されます。
搭乗時刻は日本時間の3時過ぎ、眠い目をこすりながら折角なのでということで夜食を頼みました。
周りのポーランド人と思しき人たちはそそくさと寝てました。
食事の際はクロスを引いてくれます。
飲み物は中国の航空会社ということでジャスミン茶をチョイス。
ナッツも袋から出されかつ温められた状態で提供されます。
こういった気配りが非常に嬉しいですね。(前評判とは違いサービスもgoodでした。)
これなら大韓航空のナッツ姫さんも満足でしょう。
ジャスミン茶もカップの中身が減るとこちらから何も言わなくてもすぐお替りを注ぎにきてくれました。
夜食は牛肉麺らしきものとカットフルーツ。
機内でこういった麺が食べられるのはビジネスクラスならではですね。
その後、シートをフルフラットのベッドにして就寝。6時間ほど途中一度も起きることなくぐっすり寝られました。
到着の2時間ほど前から朝食が提供されます。
朝食は洋食と中華がありましたが、中国の航空会社に乗ってイングリッシュブレックファストもないだろうということで中華を選びました。
天心系もお粥も結構おいしかったです。
ゆで卵は血管切れるのではないかと思うくらい塩辛かったですが。。。
おかげでバッチリ目が覚めました。笑
そんなこんなで自身の初のフルフラットシートは夜食を楽しみ、寝て朝食を食べたらアッという間に過ぎてしまいほぼ定刻通りワルシャワに到着。
ただこの後預け荷物がロストバゲージしてフランクフルトに行っていたという大アクシデントがありましたが…
このアクシデントで本文中あったように女性と仲良くなったわけです。
これはまたいつか記事にしたいと思います。
ショパンの故郷ということでショパンの文字が光りますね。
エコノミーの深夜便で寝られないとガッツリ体力を消耗しますが、ビジネスクラスでは非常に快適な長距離フライトでしっかり体力を回復でき、到着したあとしっかり観光することができました。
エアチャイナに関しても事前情報ではどうかなとも思いましたが、シートは最新ではないものの、サービスは非常によかったです。また乗ってもいいなと思いました。
国際線長距離路線のビジネスクラスは人生で一度はと思っている方が多いと思います。
しかしマイルを貯めれば非常に低コストで乗ることができ、誰にでも味わうことができる非日常の体験ができます。
ぜひマイルを貯めて新しい世界に飛び出してみてください!
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