ヨーロッパと聞くと皆さんどんな印象をお持ちでしょうか。
お洒落、街並みが綺麗で洗礼されている、魅力的なブランドが多いなど、人それぞれの印象をお持ちではないでしょうか。
私はヨーロッパが旅行先として大好きで、今まで訪れた海外20か国のうち12か国がヨーロッパです。
自分でマイルを貯めてビジネスクラスで行く初めての旅行先もヨーロッパでした。
そんなヨーロッパへの直行便をANAマイルの特典航空券で取れる路線、必要マイル数について、スターアライアンスに所属している航空会社に着目して記事にしました。
ANAの直行便、日本からのヨーロッパ直行便一覧はこちら
ANAマイルで取れる直行便一覧
ANAの特典航空券で取れるヨーロッパ直行便は以下の通りで、12ヵ国、16都市へ訪問が可能です。
目的地と就航エアラインの一覧です。
| 就航エアライン | 路線 | 国名 |
|---|---|---|
| ANA | 成田⇔ウラジオストク | ロシア |
| ANA | 羽田⇔モスクワ | ロシア |
| ANA | 羽田⇔ストックホルム | スウェーデン |
| スカンジナビア航空(SAS) | 羽田⇔コペンハーゲン | デンマーク |
| LOTポーランド航空 | 成田⇔ワルシャワ | ポーランド |
| ANA ルフトハンザ航空 | 羽田⇔フランクフルト | ドイツ |
| ルフトハンザ航空 | 中部⇔フランクフルト | ドイツ |
| ANA ルフトハンザ航空 | 羽田⇔ミュンヘン | ドイツ |
| ルフトハンザ航空 | 関空⇔ミュンヘン | ドイツ |
| ANA | 成田⇔デュッセルドルフ | ドイツ |
| ANA オーストリア航空 | 羽田⇔ウィーン 成田⇔ウィーン | オーストリア |
| スイスインターナショナルエアラインズ | 成田⇔チューリッヒ 関空⇔チューリッヒ | スイス |
| ANA アリタリア航空 | 羽田⇔ミラノ 成田⇔ミラノ | イタリア |
| アリタリア航空 | 羽田⇔ローマ 成田⇔ローマ | イタリア |
| ANA | 成田⇔ブリュッセル | ベルギー |
| ANA | 羽田⇔パリ | フランス |
| ANA | 羽田⇔ロンドン | イギリス |
| ANA ターキッシュエアラインズ | 羽田⇔イスタンブール | トルコ |
| ターキッシュエアラインズ | 成田⇔イスタンブール 関空⇔イスタンブール | トルコ |
※微妙なところですがイスタンブール、ウラジオストクも一応ヨーロッパカウント
やはり航空連合のスターアライアンスはヨーロッパに強くていいですね。
赤字がANA以外のスターアライアンス便で、ANAマイルで特典航空券が取れる路線です。
(アリタリア航空はスカイチームですがANAと提携しており、特典航空券が取れます。)
以下で会社ごとの機材などについてまとめていきたいと思います。
各航空会社ごとのビジネスクラスイメージ
ここでは各航空会社ごとのビジネスクラスのイメージを載せています。
各路線ヨーロッパへということで長時間のフライトとなるため、ビジネスクラスではフルフラットのベッドになる座席がすべての路線で用意されています。
スカンジナビア航空(SAS)
羽田⇔コペンハーゲン に就航しているSASではこのようなシートが導入されています。
最新型のスタッガードシートが導入されているようです。
コペンハーゲンはSASの本拠地であり、ヨーロッパの各地に行くのも便利そうです。
おそらく配列は1-2-1ですね。
スタッガードシートとはシートを互い違いに置くことで、どの席からも直接通路に出ることができるシートのことです。
ただ、このSASほとんど特典航空券で見たことがありません。
見つけたら相当レアだと思います。
LOTポーランド航空
成田⇔ワルシャワに就航しているLOTポーランド航空はこのようなLOTのメインカラーである鮮やかなブルーが目を引くシートが導入されています。
こちらは最新のスタッガードシートではありませんが、フルフラットになるシートが導入されています。
このタイプのシートはエアチャイナで搭乗したことありますが、かなり満足度は高かったです。
配列は2-2-2です。
LOTポーランド航空は特典航空券で結構空きが見つかります。
ルフトハンザ航空
羽田、中部⇔フランクフルト、羽田、関空⇔ミュンヘンに就航しているルフトハンザ航空ではこのようにお洒落な色遣いのシートが導入されています。
こちらも最新のスタッガードシートではありませんがフルフラットになるシートで満足度は高かったです。
配列は基本2-2-2ですね。
調べた感じ日本便のルフトハンザのビジネスはどの路線もこの形のビジネスクラスのようでした。
ルフトハンザグループ(ルフトハンザ、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ)も特典航空券で結構見つかります。
オーストリア航空
続いて成田⇔ウィーンに就航しているオーストリア航空航空です。
オーストリア航空はフライングシェフといってシェフが搭乗しており、ビジネスクラスではそのシェフによる料理がふるまわれるというサービスが有名です。
こちらは少し変則的で1-2-1の配列と2-2-2の配列のが交互に並んでいるようです。
このような配置です。
窓際の1を選択する場合は追加料金が掛かります。
スイスインターナショナルエアラインズ
成田、関空⇔チューリッヒに就航しているスイスインターナショナルエアラインズです。
成田、関空には新しくなったシートの機材が投入されており、非常に豪華な仕上がりのシートとなっています。
こちらも配列はオーストリア航空と同じで1-2-1と2-2-2の配列が交互に配置されています。
アリタリア航空
成田、羽田⇔ミラノ、ローマに就航しているアリタリア航空はこのようなシートとなっています。
アリタリア航空はアライアンスはスカイチームですが、ANAと独自に提携しており、アリタリア航空への搭乗でANAマイルを貯めたり、特典航空券をマイルで取ったりできます。
こちらは1-2-1の配列のスタッガードシートとなっています。
シートはイタリアらしくレザーのシートらしいです。
アリタリア航空はスカイチームのため特典航空券は電話での予約のみでネットからの予約は出来ません。
それが逆に穴場となっている場合もあるようです。
ターキッシュエアラインズ
そして最後、成田、羽田、関空⇔イスタンブールを結んでいるターキッシュエアラインズです。
ターキッシュエアラインズの新シートではスタッガードシートが導入されており、このようなあたかも個室のようなシートが提供されています。
ただ、古い機材の場合は古いシートとなり、フルフラットにはなりますが、スタッガードシートではなくなります。
調べた感じではなぜか関空⇔イスタンブールは最新のスタッガードシート、成田、羽田は下のタイプのようでした。
ただ、順次新しい機材に変わっていくと思います。
ターキッシュエアラインズは特典航空券で結構空きが見つかります。
特典航空券の必要マイル数
続いてスターアライアンス便を特典航空券を取るために必要なマイルを見ていきましょう。
※ANAの特典航空券は往復でしか取れません。
こちらは2つのパターンがありますので順に紹介します。
直行便の場合・日本国内で乗り継ぐ場合
直行便の場合と日本国内で乗り継ぐ場合はこちらのチャートが適用されます。
ハイシーズンの場合は少しこちらのほうがお得です。
日本国内の乗り継ぎはこんなルートでもOKなので地方に住んでいてもこちらが適用となりますね。
ANAと独自に提携しているアリタリア航空はANAマイルで特典航空券が取れますが、
独自に提携している航空会社ということで、単純往復でしか特典航空券が取れません。
日本内のANA便との乗り継ぎ、ヨーロッパ内の乗り継ぎを特典航空券で取るのは不可です。
マイル数は表のマイル数と同じです。
ヨーロッパ内で乗り継ぎをする場合
ヨーロッパまで直行便で行き、ヨーロッパ内で乗り継ぎを行う場合はこちらのチャートが適用となります。
先ほどと比べると5,000~15,000マイル高くなり、ANAのハイシーズンと同じマイル数になります。
ヨーロッパ内での乗り継ぎとはこのようなイメージです。
以上ANAマイルで取れるスターアライアンスのヨーロッパ直行便一覧についてでした。
ヨーロッパへの航空券は有償だと高いですが、マイルを貯めて特典航空券を発券すれば、サーチャージ等の支払だけでヨーロッパへの旅行が可能です。
ビジネスクラスも夢ではありません。
是非マイルを貯めてヨーロッパ路線の搭乗を狙ってみてください。
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