タイ・スマイルがスターアライアンス・コネクティングパートナーに!

旅行

タイ・スマイル航空が2020年より、スターアライアンスコネクティング・パートナーに加わることとなりました。

スターアライアンスでは近年新たな加盟会社がありませんでしたのでコネクティング・パートナーとはいえ、スターアライアンスユーザーとしてはネットワークが拡大するのはうれしいですね。

不思議紳士
不思議紳士

スターアライアンスとは航空連合のことで、ANAなど26社が加盟しており、同じスターアライアンス内で飛行機を利用する際、スルーバゲージやお互いにマイルを相互で貯める、使用するなどができます。

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タイ・スマイル航空とは

航空機の写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、タイスマイル航空はタイ国際航空の子会社で 、短・中距離飛行のための地域航空会社です。

航空会社コードは「WE」です。

タイスマイル航空は「LCC」とは異なり、タイ国際航空の地域路線として「フルサービス」を提供する航空会社です。

最初ニュースを見た際LCCかと思ってしまいました。。。

フルキャリアのため、

・マイルの加算

・受託手荷物は20kgまで無料

・機内食とドリンクの無償提供

・無料の事前座席指定

などタイ国際航空と同等のサービスを実施しています。

そのためバンコクではLCCが多く拠点としているドンムアン空港ではなく、スワンナプーム国際空港を拠点にしています。

タイスマイル航空は国内線は

・バンコク

・チェンマイ

・プーケット

などの10カ所を結んでいます。

また、国際線としては、以下都市に就航しています。

・ミャンマー:バンコク⇔ヤンゴン

・カンボジア:バンコク⇔プノンペン、シェムリアップ

・マレーシア:バンコク⇔クアラルンプール、ペナン

・中国:バンコク⇔長沙、重慶、鄭州

・台湾:バンコク⇔高雄

・ラオス:バンコク⇔ビエンチャン、ルアンパバーン、

・インド:バンコク⇔ムンバイ、ジャイプール、ラクナウ、コルカタ

・香港:バンコク⇔香港、プーケット⇔香港

日本からバンコクまで行き

プーケット、チェンマイなどのタイ国内への乗り継ぎや

タイ国外はシェムリアップ(アンコールワット)などに乗り継ぐ際に便利そうですね。

スターアライアンス コネクティング・パートナーとは

タイ・スマイル航空は2017年に加わった吉祥航空に次いで2番目のコネクティング・パートナーになります。

吉祥航空もLCCではなくフルキャリアの航空会社で上海を拠点とする。中国の航空会社です。

私も乗ったことがありますが、満足度は高かったです。

日本にも多く便を飛ばしており、運賃も安いのでスカイスキャナーなんかで検索すると結構お目に掛かります。

コネクティング・パートナーとは、以下概要の航空会社のことです。

スターアライアンスの加盟航空会社との乗り継ぎを含む旅程の利用者に、スルーチェックインやスルーバゲージなど、スターアライアンスのメンバー会社の特典を提供

さらに、スターアライアンス ゴールド会員の利用者は、プレミアム特典を受けることができる。

日本からバンコクまでANAやタイ国際航空で移動し、タイ・スマイル航空に乗り継ぐ際にスターアライアンスとしての特典(スルーバゲージなど)を受けることが出来ます。

さらに、スターアライアンスゴールド会員であれば、スターアライアンスと乗り継ぐ際に

・ラウンジの利用

・優先チェックイン

・優先搭乗

などといったプレミアム特典を受け取れることになります。

こちらは吉祥航空利用時の上海でのラウンジ

ただし、スターアライアンスの加盟航空会社との乗り継ぎを含む旅程の利用者というのが肝で

ルール上スターアライアンスとの乗り継ぎなしでタイ・スマイル航空単体を利用する場合はスターアライアンスゴールドの特典は受けられないことになります。

不思議紳士
不思議紳士

なお、同じくコネクティング・パートナーの吉祥航空を利用した際は乗り継ぎがあるか等のチェックはなくスターアライアンスゴールドの特典を受けられました。

タイ・スマイルは厳密に運用するのか、吉祥航空のように単体でも特典が受けられるのかは要注目ですね。

あとタイ・スマイル航空はコネクティング・パートナーなので利用時にANAのマイルを貯められるかはまだ不明ですね…

吉祥航空は貯めることが出来るのでそうなって欲しいと思います。

スターアライアンスのゴールド会員に一生なれてしまうSFCカードについてこちらで記事にしています。ぜひご覧ください。

そしてスターアライアンスゴールド会員であるANAプラチナメンバーに私がなった経緯などはこちらで記事にしています。

タイ・スマイル航空の加入により、すでに194カ国、1,300以上の空港で構成されるスターアライアンスのネットワークに11カ所、新たな就航地を加えることになります 。

JALが所属している別の航空連合ワンワールドではLATAM航空の脱退やロイヤル・エア・モロッコ、アラスカ航空の加盟が決まっていたり、スカイチームでは中国南方航空が脱退したり、ワンワールドを脱退したLATAM航空の加入が噂されるなど動きが活発になっています。

タイ・スマイル航空はコネクティング・パートナーで加盟という形ではありますが、ANA所属のスターアライアンスのネットワークが拡大するのはうれしいですね。

スターアライアンスユーザーとしてはこれからさらに発展していってもらいたいと思います。

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