マルタ空港 La Valette Club訪問記

マルタのマルタ空港を利用した際にLa Valette ClubというLoungeを訪問しました。

La Valette Clubについて利用条件、サービス内容、内観写真などラウンジの概要をまとめたいと思います。

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マルタ空港

マルタの空の玄関口、マルタ国際空港(MLA)は、首都バレッタから南へ約5~10kmのルア(Luqa)に位置しており、地元では「ルア空港」とも呼ばれています。2024年3月まではマルタ航空が拠点を置いていましたが、現在はその事業を引き継いだ新会社 KMマルタ航空(KM Malta Airlines)がメインハブとして運航しています。

空港は単一の旅客ターミナルで構成されており、すべての出発・到着便がこの建物に集約されています。ターミナル内はコンパクトながら、シェンゲン協定加盟国間とそれ以外のエリアで搭乗口が分かれています。

市内中心部までのアクセスはバスが一般的で、急行バス(Tallinja Airport Direct)のXライン(X1~X4)を利用すれば、バレッタやスリーマといった主要エリアへ直接アクセス可能です。また、タクシーや配車アプリ(Bolt、Uberなど)も普及しており、バレッタ市内へは約20分程度で到着できます。

内観・サービス内容

マルタ国際空港のLa Valette Club(ラ・ヴァレット・クラブ)は、マルタの玄関口にふさわしい洗練されたサービスを提供する空港公式のフラッグシップラウンジです。モダンで光が差し込む明るいデザインが特徴で、広々とした室内からは滑走路を一望できるダイナミックなパノラマビューが楽しめます。セルフサービス式のバーでは、マルタ産のワインやイタリアのプロセッコ、カクテルなどを提供。また、伝統的な「パティッシ(Pastizzi)」や地中海風の「フティーラ(Ftira)」といった質の高いマルタ料理、ホットミールも充実しています。

「La Valette(ラ・ヴァレット)」の名は、16世紀にマルタ騎士団を率いてオスマン帝国の侵攻を退け、首都バレッタの建設を主導したジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレット総長にちなんでいます。彼はマルタの歴史において、国の存亡をかけた戦いを勝利に導いた英雄であり、首都の名前の由来にもなっている象徴的な人物です。
ラウンジはメインターミナルの3階(エアサイド)に位置しています。保安検査を通過後、免税店エリアを通り抜けた出口で左折し、エレベーターまたはエスカレーターを利用して上層階へ移動します。プライオリティ・パスでの利用も可能で、搭乗までの時間をゆったりと過ごせる屋外テラス席(喫煙エリア併設)も完備されています。

滑走路を一望できる大きな窓から天気のいいマルタの日の光が差し込むような部屋のつくりとなっており、その中に一人で座りやすいタイプのソファーや家族向けが利用しやすいソファー席など様々なバリエーションの席が配置されています。

前述の通りなんといってもこのラウンジの特徴は屋外テラス席が完備されていることです。最高の天気の元でアルコール類や、食事を楽しむことができます。私が訪れたときは3月の中旬でしたが、20度以上の気温であり、欧州人は半袖の人も見受けられました。

食事

さてラウンジの楽しみである食事についてみていきます。

マルタの食事は、地中海の豊かな恵みに、歴史の中で関わりのあったイタリア、距離的に近い北アフリカなどが融合した食文化であり、市内の食事レベルが高かったことから期待も高まります。

カウンターには様々なアルコール類が置いてあり、その下の冷蔵庫には1929年から続くマルタを代表する国民的ビールブランドで、鮮やかな黄色のパッケージが目印となり、地中海の気候にぴったりの爽やかな味わいが特徴の Cisk(チスク)が置いてありました。オーソドックスな黄色の缶のラガーだけでなく、アルコールフリーのものもありました。地元のビールが飲めるのは嬉しいですね。

盛り付けされたサラダや、2020年にユネスコ無形文化遺産にも登録された、マルタ独自の伝統的なパンであるフティーラ(Ftira)もありました。(左の写真中央部)野菜の酢漬けやオリーブ、トマトペースト(クンゼルヴァ)なども追いてります。

キプロスやギリシャのエーゲ航空ラウンジでもそうでしたが、個々に盛り付けされたサラダからはホスピタリティを感じられます。そしてやはりその国のものが料理として提供されているラウンジはいいです。

パン類やパテ類です。どちらも種類が多く、食べるものを厳選しないといけません。マルタのパンといえば先ほどの「フティーラ」が有名ですが、シックルン(Xiklun)も有名で、そちらも置いてありました。柔らかい外皮(ソフトクラスト)が特徴表面にゴマがたっぷりとまぶされていることが多く、焼いた時の香ばしさが食欲をそそります。

ホットミールも多くの種類がありました。

サクサクとした何層にも重なるパイ生地の中に、具材を包んで焼き上げたマルタの代表的な軽食パスティッツィ(Pastizzi)や、キッシュ、ラザニア、ラムのコフタ(主に中東広く親しまれている、スパイスを効かせた肉団子)、チキンの串焼き、ポテトなどがありました。ここでもマルタの食文化はイタリア、距離的に近い北アフリカなどが融合した食文化ということが見て取れます。

デザート類はこれまたアラブ文化の影響を強く受け、デーツのペーストを薄いパイ生地で包み、油でカリッと揚げたマルタの伝統菓子、イムアーレット(Imqaret)やアーモンドをのせたビスケット、そしてパウンドケーキや毒々しいピンクの派手なケーキにフルーツ類と多くの種類があります。

ラウンジを堪能した後はマルタのナショナルフラッグである、KMマルタ航空に搭乗です。

概要・利用条件

最後に営業時間や、利用条件について見ていきます。

概要(営業時間)

・24時間

が営業時間となっています。マルタ空港は24時間空港なので心強いラウンジです。

利用条件

続いて利用条件です。

 ・プライオリティパス
・指定エアラインビジネスクラス利用者・上級会員

本ラウンジはマルタ空港唯一のラウンジで就航している主要なエアライン(ルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズなど)の指定ラウンジとなっています。また、プライオリティパスでも利用可能となっています。

スターアライアンス便を利用する場合にはスターアライアンスゴールド会員であるANAのスーパーフライヤーズカードを所持していれば問題なく利用することができます。

以上マルタ空港 La Valette Clubについてでした。

内装、食事ともにかなりの高品質であり、下手なエアラインラウンジよりも満足度は相当高く、プライオリティパスでも利用可能なラウンジとしてはトップクラスのラウンジかなと思います。ラウンジがよかった国の印象はよくなりまた訪れたくなります。

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