資格試験の関係で最近ブログの更新ができていませんでした。
数日前ですがヨーロッパというかEUが7月から渡航者を受け入れる方針であり
その対象に日本が入っていることがわかりました。
ただ、気になるのは渡航して隔離期間があるのか、帰国後隔離期間があるのかだと思います。
そのあたりの情報をまとめ、今後定期的に更新していきたいと思います。
本記事は情報の提供が目的で、旅行を推奨するものではありません。
ニュース内容
欧州連合(EU)は早ければ7月1日にも域外からの入国規制を緩和して、日本を含む15カ国からの渡航者受け入れを再開する方針だ。EUの外交官2人がCNNに明らかにした。
CNN
感染の落ち着いた国15か国をピックアップし、渡航を解禁するようです。
この15か国のなかに日本が入っており、協議が終われば3月中旬から禁止されていた
EU加盟国(+α)への渡航が可能となります。
これはコロナウイルスが感染爆発していたヨーロッパにとって、ビジネス、観光面共に大きな転換点となるでしょう。
今回感染者の多いアメリカ・ロシア・ブラジルなどは対象外となっています。
渡航者の受け入れを検討している国一覧
行けるようになるのはヨーロッパ内移動の自由を保障した「シェンゲン協定」の加盟国となっています。
シェンゲン協定は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定で、加盟国間同士の移動ではパスポートは不要であり、国内線感覚で国間の移動ができます。
ヨーロッパへ行かれたことのある方は空港でシェンゲンエリア、非シェンゲンエリアというのを聞かれたことがあると思います。
一旦ヨーロッパ域外から入るとシェンゲン協定加盟国内を自由に動けることになるので、各国共通のリストを作る必要があり、その指揮をEUが執っているという形ですね。
(ノルウェーやスイスなどEU未加盟でシェンゲン協定に加盟している国もあります。)
ただし、最終的な受け入れ判断は各国がすることになります。
日本から行く場合の措置
現状日本からヨーロッパ各国に行く場合どの国も14日間の隔離措置or要請があります。
今回の入国規制緩和でこの措置がどうなるかはまだ決まっていません。
今後各国が判断していくことになります。
ただ、14日の隔離措置などがあっては旅行もビジネスも不可能ですから徐々に感染状況を見つつ各国が判断ということになると思います。
最初は以下のように陰性証明書を提出し渡航許可得て、行動計画を提出し、その通りに行動といった感じかと。
ちなみにスペインは6月21日から外国人の隔離措置は撤廃しています。(ヨーロッパ域内のみ)
そもそもヨーロッパにとって観光関連産業が生み出す域内総生産(GDP)は全体の10%弱で、スペインは15%弱と特に高いことが関係していますね。おそらく。
日本に帰ってくる場合の措置
海外からの渡航者は現在全ての国を対象として日本入国時にはいわゆる待機要請がなされます。
ヨーロッパ側で解除がされたとしても、7月以降も日本へ入国の際の措置は簡単に解除されないと思います。
国内でのウイルス蔓延を防ぐためにも仕方ない措置でしょう。
具体的にはこちらです。
そのため、ヨーロッパへの旅行が解禁されて向こうで待機要請などがなくなっても、
日本に帰国する際に待機要請が解除されない限り旅行は厳しいということになります。
なお、ヨーロッパは外務省の海外安全HPでいうところの
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。
に該当しますからこの状況で旅行に行く人はいないと思いますけどね。。。
以上ヨーロッパへの旅行状況についてでした。
こう見るともうしばらくは海外旅行は厳しそうですね。
マイルで冬に予約しているヨーロッパへの旅行も怪しい限りです。
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