リスボン空港 TAPポルトガル航空Atlântico Lounge訪問記

ポルトガルのリスボン空港を利用した際にシェンゲン圏内とシェンゲン圏外のTAPポルトガル航空のLoungeを訪問しました。

今回はシェンゲン圏外のAtlântico Loungeについて利用条件、サービス内容、内観写真などラウンジの概要をまとめたいと思います。

スポンサーリンク

リスボン空港

ポルトガルの空の玄関口、リスボン・ウンベルト・デルガード空港(LIS)はリスボン中心部から北へ約7kmに位置しています。ポルトガル最大の航空会社であるTAPポルトガル航空(スターアライアンス加盟)がメインハブとしており、1942年に「ポルテーラ空港」として開港しました。現在の名称は、2016年に20世紀の政治家・空軍将軍であるウンベルト・デルガードにちなんで命名されました。

空港は2つのターミナルで構成されています。第1ターミナル(T1)はほとんどの国際線が発着するメインの建物で、シェンゲン圏内・圏外のエリアに分かれています。一方、第2ターミナル(T2)は主に格安航空会社(LCC)が使用しており、第1ターミナルから無料のシャトルバスでアクセス可能です。

市内中心部までは地下鉄(メトロ)が非常に便利で、赤ライン(Linha Vermelha)を利用すれば約20分で主要エリアまでアクセス可能です。

TAPポルトガル航空

TAPポルトガル航空(TAP Air Portugal)は、リスボン空港を拠点とするポルトガルのフラッグ・キャリアです。1945年に設立され、現在はスターアライアンスに加盟しています。機内ではポルトガルワインや伝統的な料理、温かいホスピタリティが提供され、搭乗した瞬間からポルトガルの文化を感じられるサービスが特徴です。

リスボン空港をハブとし、特に欧州とブラジル、そしてアフリカ諸国を結ぶネットワークの充実度は世界随一です。これはポルトガルの歴史的な繋がり(旧宗主国と旧植民地)を背景としており、南米(特にブラジル各都市)への主要なゲートウェイとして、欧州他国からの乗り継ぎ客にも広く利用されています。TAPは「欧州とブラジルを結ぶ架け橋」として、現在もブラジルの10都市以上に就航しており、両国を繋ぐ生命線となっています。 

TAPは、ポルトガル語の正式名称である「Transportes Aéreos Portugueses(トランスポルテス・アエレオス・ポルトゥゲセス)」の頭文字で、ポルトガル国内では「A TAP」と親しまれています。

内観・サービス内容

TAPプレミアムラウンジ・アトランチコは、2024年にオープンしたTAPポルトガル航空の最新ラウンジです。ポルトガルのアイデンティティである大西洋(Atlântico)をテーマにしており、地元のアーティストによる現代アートや伝統的な工芸品が配されたモダンな空間が広がっています。キッチンではポルトガルの伝統的な軽食が提供され、バーカウンターでは厳選されたポルトガルワインや地元のリキュールを堪能できるのが特徴です。

Atlântico(アトランチコ)」は、ポルトガルの西側に広がる大西洋を意味します。大航海時代からポルトガル人が未知の世界へと漕ぎ出した挑戦の歴史を象徴する言葉であり、リスボンを拠点にブラジルやアフリカ、北米へと飛躍するTAPの国際的なネットワークを象徴する名称として採用されました。

ラウンジは第1ターミナルの出国審査を通過した後の国際線出発ゲートエリア(非シェンゲンエリア)に位置しています。パスポートコントロールを抜けた後、免税店エリアの近くにある案内板に従って進むと、洗練されたエントランスが見えてきます。これにより、国際線搭乗直前まで出国審査の待ち時間を気にすることなく、ゆったりと過ごすことが可能になりました。

TAPのマークが掲げられており、エアラインラウンジということで期待も高まっていきます。

内観は木のぬくもりを感じられる木目調と落ち着いた黄緑を基調としたデザインになっており、シェンゲン圏内のラウンジより落ち着いたデザインの印象を受けます。

訪問時はあまり混雑はしていませんでしたが、ブラジル行や北米行の便が重なる時間帯では混雑しそうです。

ラウンジの奥のほうには個別ブースのようなエリアもありました。

食事

さてラウンジの楽しみである食事についてみていきます。

ポルトガルは食の美味しい国であり、市内の食事レベルが高かったことから期待も高まります。

写真の一番右にはシェンゲン圏内ラウンジと同様に1934年創業、リスボン近郊を拠点とするブランドのサグレス (Sagres)のビールサーバーがありました。地元のビールがサーバーで飲めるのは嬉しいですね。

ビールサーバーの横にはワインの小さなクーラーがあり、世界三大酒精強化ワインに数えられるポートワインとマデイラワインはが有名で歴史的にも特別な地位を確立しているポルトガルのワインを楽しむことができます。その手前には多くの種類のアルコール類も置いてあります。

ドリンクに続いて食事類です。

サラダや、ハムやチーズ類、ドレッシングがあり、その横にはポルトガルのソウルフードである干しダラ(バカリャウ)を使った、最も代表的なコロッケことPastéis de Bacalhauと牛肉や豚肉、をじっくり煮込んで細かくし、ベシャメルソースと混ぜて作ります肉のコロッケ (Croquetes de Carne)が並んでいます。

前者のタラのコロッケは小麦粉の衣(パン粉)を使わず、2本のスプーンでラグビーボール状に形を整えてそのまま揚げるため、外はサクッと、中はしっとりとしている一方、肉のコロッケはパン粉をつけて揚げてあり、外側は非常にクリスピーという違いがあります。

コロッケの横には「Chouriço(ショリソ)」はという、ポルトガル料理に欠かせない、パプリカで風味付けされた伝統的な燻製ソーセージもありました。

やはりその国のものが料理として提供されているラウンジはいいですが、ホットミールはこれらコロッケとソーセージとスープのみでした。シェンゲン圏内のラウンジにはチキンやライスなどのコロッケの他にもホットミールが4種類ほどあり、そちらと比べると軽食という印象になってしまいます。まあ、シェンゲン圏外便用ということで、長距離便がメインであり、フライト後すぐに食事になるということなのかもしれません。

デザート類はかなり充実しており、ポルトガル発祥と言われるカステラのようなケーキ類とエッグタルト、ボーロ・デ・アロス (Bolo de Arroz)と呼ばれるポルトガルのカフェで最も定番の米粉のケーキもありました。円柱形で、上がキノコのように膨らんでいるのが特徴で写真右上のほうにあり、クリームとチョコレートの2種類ありました。真ん中にはドーナツもあり、食べるものを選別しないととんでもないカロリーの摂取量となってしまいそうです。

概要・利用条件

最後に営業時間や、利用条件について見ていきます。

概要(営業時間)

・5:00~0:00

が営業時間となっています。

利用条件

続いて利用条件です。

 ・スターアライアンスビジネスクラス利用者・上級会員

スターアライアンスゴールドで利用可能となっており、ANAのスーパーフライヤーズカード所持者は問題なく利用可能となっています。

世界中でラウンジが利用できるスターアライアンスゴールドは最高です。

以上リスボン空港 TAPポルトガル航空Atlântico Loungeについてでした。

内装、食事ともに高品質ですが、シェンゲン圏内のラウンドと比較してしまうと、長距離便用のラウンジとしてはホットミールの種類の少なさが目についてしまいました。ただし、全体的に満足度は高く、エアラインラウンジとしてそれなりのラウンジかなと思います。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました