マンチェスターからカイロまでエジプト航空便を利用しましたので、機材、座席、食事についてまとめます。
エジプト航空
エジプト航空(EgyptAir)は、カイロ国際空港を拠点とするエジプトのフラッグ・キャリアです。1932年に設立された世界でも歴史のある航空会社の一つで、現在はスターアライアンスに加盟しています。機内ではエジプトらしいホスピタリティでもてなされ、最新鋭の機体では快適な空の旅を楽しむことができます。 ただ、イスラム圏の航空会社ということで機内ではアルコール類は一切提供されないことが有名になっています。
カイロ国際空港をハブとし、中東、アフリカ、ヨーロッパ、アジアを結ぶ広大なネットワークを誇ります。エジプトが地理的にアフリカと中東、そしてヨーロッパの交差点に位置していることから、古くから各地を結ぶ戦略的な拠点として機能しており、特にアフリカ大陸へのゲートウェイとしての役割は非常に重要です。
全日本空輸(ANA)と同じスターアライアンスに属しています。ANAマイレージクラブ会員は、エジプト航空のフライトでマイルを貯めたり、貯まったマイルを使って特典航空券を利用したりすることが可能です。
また、エジプト航空は成田からカイロへの直行便を運航しています。2026年4月現在、成田〜カイロ線は週1〜2便程度の運航が確認されており、最新のボーイング787-9型機などが投入されています。
MS782フライト情報 マンチェスター→カイロ
| 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| MS782 | 14:30 | 20:40 | 5h10m |
カイロを朝出発しマンチェスターに到着した便の折り返し運行ということなので前のフライトが遅れると必然的に遅れます。私が利用した際も1時間ほど遅れましたが、エジプト時間では1時間の遅れはon timeです。
余談ですが、本フライトは出張での利用でした。別日のエジプトであった社内イベントは17時半開始の予定だったものの、結局始まったのは19時半とエジプトはこんな感じです。
機材
運行は機材はエアバスA321で、主に欧州域内の短・中距離路線で活躍する同社の主力小型機です。ヨーロッパではとにかくこのA321とA320にはお世話になります。なお、エジプト航空はアフリカの航空会社として初めてA321neoを運航したキャリアとなっています。

- 座席数: 合計182席(ビジネスクラス16席、エコノミークラス166席)
- 座席仕様:
- ビジネス: Collins Aerospace MiQシート(2-2構成)
- エコノミー: Collins Aerospace Meridianシート(3-3構成)
全席にテレビ(IFE)を完備しています。 - ヨーロッパの短距離便ではビジネスクラスは3-3構成の真ん中が空いているだけですが、それとは違う仕様となっています。

ラウンジ
スターアライアンスゴールド会員のANAのスーパーフライヤーズであったことからマンチェスターではAspire Loungeが利用できました。Aspire Loungeについては以下の記事をご参考ください。
機内シート
自分で指定したわけではないですが、非常口席がアサインされました。後ろの席は3シートですが、この非常口席は2シートで足元にも余裕がありました。指定せずとも非常口席がアサインされるのはスターアライアンスゴールド会員であることが関係しているような気がします。今まで、ルフトハンザやエーゲ航空などで非常口席がアサインされたことがあります。非常口席は足元に荷物が置けないデメリットがありますが、足元は広く、指定する場合ルフトハンザだと40ユーロ(6,000円強)するのでありがたいです。

レザーのシートにヘッドレストが備わっており、そこにEgypt Airのカバーとクッションが置いてありました。なお、エジプト航空のマークは古代エジプトの神ホルスであり、空の安全を祈念しているとのこと。エジプトの9割近くが信仰する唯一神アッラーを称え、偶像崇拝を禁止しているイスラム教と過去の古代エジプトの神との関係はどうなっているんでしょう。
横からシートを見るとこんな感じです。窓が小さく展望は望めませんが、広さのほうが優先です。

非常口席前の壁にはモニターもあり、機内ビデオは古代エジプトの文字ヒエログラフをモチーフとしたもので新鮮でした。

座席の下には個人モニターが格納されており、映画などもある程度充実していそうでした。アラビック映画は見たことないですが、インド映画のように踊りまくっているんでしょうか。

食事
さて、本フライトは5時間を超えるということで離陸後、安定飛行に入ってしばらくすると、食事がサーブされました。
食事は魚か肉かの二択だったと思います。

てっきり魚とチョイスしました。魚のグリルが出てくるかと思いましたが、白身魚とエビのパスタでした。ビーツのサラダや、パン、デザートまでついています。
期待はしていなかったもののこちらが結構おいしく、食後にはコーヒーもサーブされハニーケーキと共に美味しく頂きました。
アルコール類がないのは残念ですが、持ち込みはOKなためアルコール類を我慢できない方は持ち込みが選択肢となります。
帰りはお肉をチョイスしてみました。

食事もそうですが、グアバジュースがかなり美味しく、エジプト航空の食事はなかなか良かったです。
食事と睡眠を楽しんでいると約5時間のフライト時間は意外と早く過ぎ、オランダ、ドイツ、バルカン半島と欧州を横断したフライトも終了です。


カイロ空港では沖止めでした。バスでターミナルへ移動し、ビザの購入です。エジプトのビザは当時25ドルでユーロで支払っても25ユーロでおつりがある場合はドルが返ってきます。(30ユーロ払っても為替は考慮されず5ドルのバックです。)最近ビザも30ドルに値上げされました。
以上マンチェスター発カイロ行のエジプト航空についてでした。
エジプト自体の評判が芳しくなくかつ、よく遅れると聞いていたエアラインのフライトで覚悟していましたが、思ったよりもよいフライトになりました。もっとも1時間は遅れたわけですが、前述の通りこれくらいはエジプトでは定時であり、あまり気になりませんでした。エジプト航空を利用する場合はそれくらいの心持だと満足度も高くなると思います。




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