南米。ウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵、エンジェルフォール、イグアスの滝etc…魅力的な観光地は多いです。
しかし、遠いのでなかなか行ける場所ではないですよね。
2019年のGWは10連休だったのでその連休をフル活用して友人とペルー・ボリビアへ旅行してきました。
ウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵を回り切り、特にトラブルもなく非常に満足度の高い旅となりました。
エンジェルフォールなどと比べるまだ行き易く、南米に行く際はこちら3つの観光地が訪れる候補になるのではないかと思います。
それぞれが割と遠いのですべて効率よく回るためにはスケジュールが肝要です。
この記事では私たちが回った旅程を紹介したいと思います!
我々の旅程
我々の旅程を表にすると以下のような感じです。
1日目:ヒューストン経由でペルーの首都リマに移動(21時間)
2日目:リマ観光、夜ボリビアの首都ラパスへ移動
3日目:朝ラパスからウユニへ移動。ウユニ塩湖で現地ツアーに参加
4日目:引き続きウユニ塩湖で現地ツアーに参加。夜ウユニからラパスに戻る
5日目:朝ラパスからペルーのクスコ(マチュピチュ最寄りの空港)に移動
クスコ周辺の遺跡群を観光後、マチュピチュ村に移動
6日目:マチュピチュを観光。夜マチュピチュからクスコに移動
7日目:クスコ観光。夜クスコからリマに戻る。
8日目:リマからナスカの地上絵ツアーに参加。夜リマを発つ。
9日目:ヒューストン経由
10日目:成田着(リマから22時間後)
というスケジュールでした。
初日と8日目から最終日にかけての時間軸がよくわからなくなっているのは時差の関係です。ヒューストンは日本と比べて-15時間、リマは-14時間、ラパス、ウユニは-13時間の時差があります。
正直相当詰め込んだという印象を持たれると思います笑。
必要日数
スケジュールをご覧になった方はわかるとかと思いますが、各場所の滞在時間はせいぜい2日~1日ほどです。
ウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵をすべて回りたいとしたら相当詰め込んでもフルでトータル10日は必要ではないかと思います。
それぞれの観光地について観光に必要な日数をまとめておきます。
ウユニ塩湖
必要日数:最低1泊、できれば2泊 (1泊の場合は朝着、夜発などの調整を)
鏡張りや、一面の塩原、満点の星空を楽しむことができ人生で一度は訪れてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。
この記事の写真はネット上から拾ってきたものではなく、自分で撮影したものなんです 。
実際に目の前にこんな景色が広がっておりファンタジーの世界にいるかのようでした。
ウユニ塩湖に訪れたなら、デイ&サンセットツアー、スターライト&サンライズツアーには必ず参加いただきたいです。ツアーもそれなりに時間が掛かるためある程度時間を確保したいです。
またウユニ塩湖の絶景は天気に左右されます。私たちが訪れたのはGWと乾季だったためあまり心配はありませんでしたが、天気のことも考えると余裕を見ておきたいです。
そのため最低1泊、できれば2泊して欲しいところです。
ただ、我々もそうでしたが働いている方はなかなか時間が取れないと思うので1泊の場合は朝ついて次の日の夜ウユニを発つというスケジュールをお勧めします。
空港事情やツアーなどウユニについては別記事でまとめる予定です。
マチュピチュ
必要日数:マチュピチュ村で1泊
マチュピチュもは失われたインカの都市とも言われ世界中から人気の観光地です。
遺跡は壮大かつ神秘的で世界中から観光客が集まるのも納得でした。
非常に山深い土地にあり、マチュピチュへアクセスするためにはまず、麓のマチュピチュ村へ行く必要があります。マチュピチュ村へは車でのアクセスが制限されており、クスコから鉄道のみでアクセス可能です。
マチュピチュでの観光に必要な日数はそう多くはありません。
というのもマチュピチュへの入場チケットは入場時間の制限があるため、遺跡に1日中いるといったことは不可能なんです。チケットを何枚か購入すれば長く滞在することも可能だと思いますが、入場時間の制限で十分なほど遺跡を見学できるので必要ないと思います。
注:マチュピチュへのチケットは事前に購入の必要があります。
そのため我々のように前日の夜電車でマチュピチュ村へ到着して、次の日の午前中にマチュピチュ見学、その後マチュピチュ村散策、夕方クスコへ発つというスケジュールでも十分でした。
ナスカの地上絵
必要日数:ツアーで丸1日(前泊必須、可能であれば後泊も)
ナスカの地上絵は聞いたことあるけどどこにあるかわからない方も多いと思います。
ナスカの地上絵もペルーにあります。
非常に巨大な絵のため空からでないとほとんどの地上絵の全体像の把握が困難でセスナ機から見るツアーに参加することになります。(地上部は立ち入り禁止)
ツアーは基本首都のリマ発着になります。
ツアーは首都のリマからセスナの飛行場までバスで4時間、また、セスナで地上絵を見て帰ってくるのに1時間以上かかります。
我々が参加したツアーではホテル出発が朝4時、空港到着が22時頃と丸1日が必要でした。
別のツアーも色々探しましたがどのツアーでも似たような日程になります。
そのためツアー前日までにリマに着いておく必要があり、その日の夜は1泊するくらいの方がいいと思います。
我々はその日の深夜出発の便を予約していましたが、正直しんどかったです。笑
なおナスカの地上絵はあらかじめそこまでと聞いていましたが、実際ぼちぼちといった感じでした。期待しすぎると上二つと比べると肩透かしを食らうと思います。
ツアー料金もどこのツアーを選んでも400ドル以上とそこそこの値段です。
日程を短くするとしたら
2019年のカレンダーは運よく10連休となりましたが、普段はなかなかそこまで休みが取れないとも思います。
もしこの旅程から日数を減らせるならどこかについて考えてみたいと思います。
この中で日程を短縮するならば以下3つの選択肢が考えられると思います。
①リマ観光を諦める
②ナスカの地上絵を諦める
③クスコ、クスコ周辺遺跡観光をどちらか片方にする
①リマ観光を諦める
第一候補となるのはペルーの首都リマの観光をカットすることでしょうか。
リマの歴史地区は世界遺産で見どころも多いですがこの中では訪れる優先度は低い気もします。
初日のリマ観光をカットしてナスカの地上絵に行けば他の日程を動かすことなく1日短縮することが可能です。
②ナスカの地上絵を諦める
え?と思われるかもしれませんが、個人的に次の選択肢はナスカの地上絵を諦めることです。
理由としては
・拘束時間が長い
・若干名前負けしてる感が否めない
あたりですかね。決して悪いとことではなく、時間があれば訪れて欲しいと思いますが、
どうしても時間が取れないならば削るという選択肢もありかなと思います。
①、②を削れば2日は短い日程を組めると思います。
③ クスコ、クスコ周辺遺跡観光をどちらか片方にする
クスコ、クスコ周辺の遺跡は非常に魅力的でマチュピチュに勝るとも劣らないなので、これはあまりお勧めではありませんが、どうしてもナスカの地上絵はみたい!というのであれば選択肢になるかなと思います。
マチュピチュ村へいく電車の発着駅ともなるオリャンタイタンボ駅近くの遺跡
まさに風の谷といった感じで壮大でした。
注意点
最後に注意点を
・便が少ない路線に注意
ウユニ⇔ラパス、ラパス⇔クスコは便が少ないので注意
・ウユニ塩湖、クスコ、ラパス、マチュピチュは高山病対策を
便が少ない路線に注意
ウユニ⇔ラパス、ラパス⇔クスコは便が少ないので注意が必要です。
我々はもともと、マチュピチュ→ウユニと回る予定でしたが、クスコからラパスの飛行機にいい時間帯がなくウユニ→マチュピチュとまわることにしました。
クスコ⇔ラパスは1日2便のみ
また、ラパス⇔ウユニも便が少なく席数も多くないので注意が必要です。(1日3~4便)
便がなくウユニに夕方ついて次の日の朝帰ってくる便しかなかったら悲惨です。
ウユニ塩湖、クスコ、ラパス、マチュピチュは高山病対策を
ウユニ塩湖は3,700m、クスコは3,400m、ラパスは3,600m、マチュピチュは2,400mといずれも高地にあるため事前に高山病予防の薬を処方してもらいましょう。
せっかく南米まで行ったのに高山病に罹ってしまったら旅行を楽しむことができません。
ダイアモックスという薬が有名で病院で処方してもらえます。
以上私が行った南米旅行の旅程でした。
ペルーは美食の国とも言われ食事も美味しくおすすめです。
なお、この旅行は50万円という高額な航空券を購入して行ったのですがそのおかげでANAのプラチナメンバーとなり、一生ANAの上級会員であるSFC会員にもなれました。
ただ、マイルを貯めてマイルで航空券を発券すれば南米にもほぼ無料で行くことが可能になります。
マイルの貯め方はこちら
以上、19年に行ったペルー・ボリビア旅行の旅程でした。
人気観光スポットウユニ塩湖・マチュピチュ・ナスカの地上絵へ行く際の参考になれば幸いです。
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