緊急事態宣言が全国に拡大され、不要不急の外出は避け、コロナウイルスの拡大を防ぐのに協力されている方がほとんどかと思います。
私も両親と供に祖父母に会いに行く予定でしたが当然キャンセル。地方に幽閉です。笑
そんな煽りを受け、ANAの今年のGWは国際線の予約数は前年対比でわずか3.9%(96.1%減)。一方の国内線予約数も前年比10.9%(89.1%減)となっていますが、人数で見ると
国際線の予約数は9,269名、国内線の予約数は13万2011名もいるようです。(4/23ニュース時点)
そしてつい先日ANAのの羽田⇔那覇の運航状況と、空席状況について調べて愕然としたところでした。
そうしたら今度は沖縄への航空券の予約数が具体的な数値として出てきました。
なんと6万人が沖縄へ行く予定をしているようです。
沖縄県知事のTwitterでの投稿
沖縄県の玉城デニー知事が26日、Twitterに投稿したこちらの内容が波紋を呼んでいます。
冒頭で書いた通り、なんと6万人がこのご時世にも関わらず、沖縄に行く予定をしているとのこと。
まだキャンセルしていないだけの人も一定数いると思いますが、目を疑う数字です。
ニュースでもこの数字は取り上げられていました。
JALとANAによると、GW期間(29日~5月6日)の全国と沖縄方面を結ぶ便は、23日まででJALグループでは約2万7千人(昨年比18%)、ANAで約2万3千人(同10%)で、計約5万人の予約がある。
朝日新聞
合計5万人となっていますが、JALとANA以外の航空会社で1万人予約者がいるのでしょう。
6万人の目的は・・・?
コロナウイルスの影響でJALもANAも上級会員になるための搭乗ポイントを2倍にする対応を行っています。
この搭乗ポイントが一定数を超えると晴れて航空会社の上級会員になれ、優先チェックインやラウンジなどが利用できるようになります。
上の記事にもあるようにJALとANAでは一生上級会員になることも出来るので、
全員が全員ではないですが、これに目が眩んだ一定数の人が航空会社の上級会員になるために沖縄への渡航を考えていると思われます。
ニュースでもANAの担当者がこのように話しています。
ANAの担当者は「レジャーかどうかはわからないが、沖縄方面はまだ若干需要が残っている」とみる。
朝日新聞
沖縄への渡航目的がレジャー以外でこのように濁しているので、そう捉えるのは私だけですかね。笑
気持ちはわからなくはないですが、この時期に自分の利益を優先して沖縄に行くのは
他県にパチンコに行く人と何ら変わらないと思いますね。。。
しかも、搭乗ポイント2倍によって浮くお金は20~30万円ほどです。
ウイルスに感染するリスク、他人を感染するリスク、社会への影響のリスクを考えると
その20~30万円は本当にお得なのでしょうか。
まとめ
キャンセルしていない人も含めてまだ、このご時世に6万人も沖縄に行く予定なのには驚きを通り越して呆れてしまいます。
コロナウイルス騒動で我々日本人の倫理観が浮き彫りになっている気がします。
折角26日は13日振りに東京都での感染者が100人以下、27日は39人と減少傾向でしたが、
今日は100人超え。
GWでこれまでの緊急事態宣言が無駄にならないことを祈るばかりです。
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