イギリスの首都ロンドンを訪れた際に、ロンドンに多くあるマリオット系列のうちの一つ「Delta Hotels Heathrow Windsor」に滞在しました。
私はマリオットアメックスによりマリオットのなんちゃってゴールドエリートなのですが、部屋のアップグレードがあったのか、そして部屋の写真などについてまとめたいと思います。
ヒースロー空港
ロンドン・ヒースロー空港(LHR)は、イギリス最大かつ世界有数の利用者数を誇る巨大な国際ハブ空港です。ロンドン市内から西に約23〜25kmに位置し、イギリスの空の玄関口として機能しています。
現在、ターミナル2、3、4、5の4つのターミナルが稼働しています。ターミナル1はすでに閉鎖しており、ターミナル1は欠番となっていますが、利用者の混乱を招くことから今のところターミナルの番号を1を先頭に揃え直す予定は無いそう。
2026年現在、3本目の滑走路とターミナル6の建設が決まっていますが、工事自体は始まっていません。
住宅地に囲まれているため、工事の開始と完成は難航すると予想されます。
イギリスの2つの航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティック航空のハブ空港になっています。
日本との関係でいうと、ANA、JAL、ブリティッシュ・エアウェイズがそれぞれ直行便を飛ばしています。
余談ですが、ロンドンとつく空港はなんと6つもあり、ヒースロー空港はそのうちの一つになっています。
- ヒースロー空港 (LHR): イギリス最大、ヨーロッパ有数のハブ空港。
- ガトウィック空港 (LGW): 2番目に大きい空港。
- スタンステッド空港 (STN): 格安航空会社(LCC)が多く就航。
- ルートン空港 (LTN): LCC中心の空港。
- ロンドン・シティ空港 (LCY): 市内中心部に近くビジネス利用に便利。
- サウスエンド空港 (SEN): ロンドン東部に位置、LCC中心。
デルタホテル ヒースローウィンザー
「デルタ・ホテル・バイ・マリオット・ヒースロー・ウィンザー」は、ヒースロー空港と歴史あるウィンザーの中間に位置する、機能的で温かみのある4つ星ホテルです。
館内には3つのレストランがあり、本格的なピザを楽しめる「Pizza da Marco」や、豪華なビュッフェ朝食を提供する「Market Kitchen」が揃っています。空港から少し離れた落ち着いた場所にあり、ウィンザー城やレゴランド®へのアクセスも良いため、ビジネス客だけでなく観光を楽しむファミリー層にも非常に人気です。
- なお、空港の敷地外に位置するため、移動には以下の手段を利用します。
- ホテル・ホッパ(Hotel Hoppa): 空港ターミナル5とホテルを直通で結ぶ有料シャトルバス(路線番号:H55)。
- 料金:片道 £6.80〜(事前購入で割引あり)
- ターミナル2・3・4へ向かう場合は、一旦ターミナル5へ行き、そこから無料のヒースロー・エクスプレス等に乗り換えます。
- 公共バス: ホテル最寄りの「The Toby」バス停から、セントラル・バスステーションやターミナル5へ向かう路線(A4や703番など)が利用可能です。
- 荷物が多い場合は高いですが、シャトルバスが便利です。
値段は時期によりますが、£80〜£100前後で推移していることが多く、日本円で15,000円〜20,000円程度で泊まれることもあります。ロンドン中心部のマリオット系列と比べると、非常にリーズナブルな価格設定が魅力です。
こちらも余談ですが、ヒースロー空港の近くにはなんと8軒ものマリオット系列のホテルが鎮座しています。ヒースロー空港の大きさを物語っていますね。
なお、マリオット系列のホテルはどのホテルも空港敷地外となっており、バス等で空港へ向かう必要があります。
- ①ロンドン・ヒースロー・マリオット・ホテル
- ②ルネッサンス・ロンドン・ヒースロー・ホテル
- ③シェラトン・スカイライン・ホテル・ロンドン・ヒースロー
- ④シェラトン・ヒースロー・ホテル
- ⑤コートヤード・バイ・マリオット・ロンドン・ヒースロー・エアポート
- ⑥モクシー・ロンドン・ヒースロー・エアポート
- ⑦デルタ・ホテル・バイ・マリオット・ヒースロー・ウィンザー
- ⑧レジデンス・イン・ロンドン・ヒースロー・エアポート
- ややこしいですが、③と④は同じシェラトンですが、別ホテルです。
部屋
こちらのデルタホテルは、スタンダード、デラックス、そしてエグゼクティブやスイートと、一人旅からファミリーまで用途に合わせて幅広い種類の部屋が用意されています。
プレジデンシャルスイート: 独立したリビングスペースを備えた、ホテルで最も豪華な最上位クラスの客室です。
ジュニアスイート: キングベッド1台とソファベッド2台を備え、最大4名まで宿泊可能なゆとりのある客室(約36㎡)です。エグゼクティブラウンジへのアクセス権も付いています。
エグゼクティブルーム: キングベッドを備え、エグゼクティブラウンジが利用可能な、ビジネスや記念日での滞在に最適な客室です。
デラックスゲストルーム: ダブルベッド2台を備えたファミリー向けや、キングベッド1台にソファベッドが付いたタイプなど、標準より一回り広い客室(約27〜30㎡)です。
ゲストルーム(スタンダード): ダブルベッド1台を備えた、シンプルで機能的な最もベーシックな客室(約24㎡)です。
私が予約していたのはスタンダードの部屋でした。

しかし、なんと案内されたのはジュニアスイート!部屋が寝室とリビングのようなスペースで完全に分かれています。
SPGアメックスの時代からマリオットゴールド会員を5年以上続けていますが、ゴールド会員でジュニアスイートにアップグレードされたのは初めてです。

ソファーがテンションをあげてくれます。机の上にはコンプリメントの水が2本置いてあります。
寝室側はこんな感じです。これだけでも部屋としては十分であり、贅沢です。

なぜかウォークインクローゼットのようなスペースもありました。

このようにマリオットのゴールド会員以上になるとより上位の部屋が空いている場合にアップグレードをしてくれることがあります。
マリオットアメックスはカードを所有しているだけで
マリオット系列のゴールドエリートになれ、
毎年特典でマリオット系列のホテルに無料宿泊できたり、貯めたポイントは宿泊に利用したり、40社以上のエアラインのマイルに交換することが可能です。
旅行好きには必携ともいえるカードです。
今回は特にマリオットアメックスの魅力を感じることができました。
コーヒーはネスプレッソのマシンがあり、紅茶はここでもイギリスらしくTwiningです。

洗面台とシャワールームです。

こちらは浴槽があるタイプのスイートでで日本人的にありがたかったです。使用した時間帯の問題だったのか、偶々かはわかりませんが、お湯の出は少し悪かったです。
ラウンジ
スイートへのアップグレードだけでなく、なんと受付ではラウンジへのアクセスまでつけてもらえるという凄い対応でした。ジュニアスイートにはラウンジアクセスが必ず付いており、自動的にラウンジアクセスも付いただけかもしれませんが、かなりありがたいです。

こちらの「エグゼクティブラウンジ」は、木の温もりを感じる落ち着いたデザインで、広々としたシーティングエリアが完備されています。
日中はコーヒーやスナック、夕方のハッピーアワー(17:30〜19:30頃)にはアルコールや温かいオードブルが無料で提供され、仕事やフライト前のリラックスに最適です。
せっかくなのでハッピーアワーに訪れてみました。まずはドリンク類です。

ファジーネーブルらしきカクテルが置かれ、その横にはワイン、そして一番左にはビール類がボールに氷と一緒に冷やされていました。
下の冷蔵庫にはソフトドリンクのオレンジジュースやジンジャーエールが並んでいました。棚の上にはクッキー類もあります。
さて食事です。

野菜類はポテトサラダ、野菜スティックが個別に取り分けられ、レタスが自分で取るタイプとなっていました。

ホットミールは4種類あり、左から野菜コロッケ、トマトパスタ、スズキのグリル、チキンティッカとライスでした。スズキのグリルと野菜コロッケを頂きましたが、どちらも美味しかったです。こちらのラウンジは軽食レベルではなく、ちゃんとした夕食にもなりそうなレベルの食事でした。

デザートはフルーツ盛り合わせとチーズでした。小さな棚みたな置物がお洒落です。
朝食
朝食はラウンジではなく1階のレストランとなります。
サラダコーナーには各種野菜、ハム、チーズなどが並んでいます。

朝食はイングリッシュフルブレックファストになります。

イツメンのベイクドビーンズに、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ベイクドトマト、マッシュルーム、ハッシュドポテトです。

イングリッシュ・ブレックファストについて
イングリッシュ・ブレックファストの起源は13世紀中世の「ジェントリ」と呼ばれる裕福な土地所有者や貴族の文化から始まります。当時、朝食は一般的な習慣ではありませんでしたが、高価な肉や卵をふんだんに使った豪華な朝食をゲストに振る舞うことは、自らの富や土地の豊かさを誇示する最高の方法となりました。
その後、19世紀産業革命によって新興の富裕層(ブルジョワジー)が台頭すると、彼らは古い貴族の習慣を真似て、さらに洗練された朝食文化を作り上げました。朝食は単なる食事ではなく、社交の場としての「芸術」へと昇華しました。洗練された銀食器に、高級な茶葉を使った紅茶、そして多種多様な肉料理が並び、この大英帝国の最盛期に、現在のような「一皿に様々な具材を盛り付けるスタイル」が「イングリッシュ・ブレックファスト」として世界に認知されるようになりました。
20世紀に入ると、それまで富裕層のものだった朝食が、一般の工場労働者などの間で急速に普及します。産業革命以降、工場で長時間激しい肉体労働をする人々にとって、高カロリーで腹持ちの良いこの朝食は、1日を生き抜くための完璧なエネルギー源となりました。この時期に、安価でボリュームを出せる「ベイクドビーンズ(豆のトマト煮)」や「ハッシュドポテト」が皿に加わります。
こうして現在の「イングリッシュ・ブレックファスト」は時代と共に変遷し、現在のイギリス文化に根付いていったのです。

パン類です。クロワッサン、デニッシュ、トーストやマフィンまで様々なパンがあります。


カットフルーツ、ヨーグルト類です。

なお、本ホテルには2階構造の大きなジムもあり、滞在を有意義に過ごすこともできます。


こちらのホテルはかなり大きく、中東系のエアラインのCAさんらもホテル内で見かけました。
以上、デルタホテル ヒースローウィンザーについてでした。
ヒースロー空港付近の8軒のマリオット系列の中ではモクシーとコートヤードがかなり安いですが、ラウンジはなく、このデルタホテルがラウンジがあるヒースロー空港付近のホテルでは一番安いホテルだと思います。プラチナエリート以上で安くラウンジを楽しみたい人には最適なホテルだと思います。





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