2019年のGWは10連休だったので友人とペルーとボリビアを旅行してきました。
旅のハイライトともいえるウユニ塩湖ですが、事前にいろいろ調べたものの、意外と情報が乏しく、現地に実際に行ってわかったことも多かったので、それをいくつかまとめてみました。
ウユニ塩湖に行く方の大半はアイキャッチ画像のような鏡張り目当てではないでしょうか。
ただ、ウユニ塩湖には雨季(12~3月)と乾季(4~11月)があり、基本的に鏡張りは雨季に見られるものということがネット上には書いてあります。
ただ、私が訪れたのは5月上旬のGW。そんな乾季の時期でも鏡張りは見れるのかについてまとめました。
ウユニ塩湖とは
ウユニ塩湖とはボリビアにある絶景スポットで3,700mの高地にあります。
雨季の天空の鏡といわれる鏡張りが有名です。鏡張りが有名なせいか塩湖といわれますが学術的にはウユニ塩原というほうが正しいそう。
ウユニ塩原は高低差が100 km四方で50 cmしかなく「世界で最も平らな場所」となっているため、乾季には下のようなまっ平らな白い台地を見ることができるし、雨季には鏡張りが現れるというわけです。
鏡張りが見られるかについて
結論を言うとGWでも鏡張りは基本的に見ることが出来ます。
ただし、雨季と比べると鏡張りの面積が狭くなっているので、鏡張りのポイントまで連れて行ってくれるツアー会社を見つける必要があります。
ウユニ塩湖は南北約100km、東西250kmの広大な場所で、鏡張りが見られるのはその一部です。
地球の裏側、ボリビアのツアー会社の情報なんて。。。と思われるかもしれませんが、非常に有名なツアー会社がありますので紹介します。
おすすめツアー会社
ウユニ塩湖へ最寄りの町ウユニから車で1時間ほどのところにあります。
ウユニ塩湖へは地元のツアーに参加することでしか行けません。
ウユニの町にレンタカーはありませんし、真っ白で起伏のない塩湖を少ない目印で走れるのは地元の方のみです。
おすすめのツアー会社はHODAKA
名前の由来は日本の穂高岳から来ているそう。
日本人が経営しているわけではないのでなぜそこから名前をとったのかは謎ですが。。。
町の中心部にあります。ウユニは非常に小さい街なのでタクシーで街の中心部で降ろしてもらったらそこから歩けますし、この地図を見せれば店の前まで連れて行ってもらえます。
なぜHODAKAがおすすめなのか。
日本人利用者が多く、日本人のツボを押さえているから。
お店に日本人のスタッフはいないのですが、名前のせいか日本人の利用がとにかく多いです。そのため日本人の好みをよくわかっています。
現地の受付スタッフの方に「トイレはどこですか?」と覚えたてのスペイン語で聞いたら、「あ~トイレね」と日本語で返されたくらいです笑
私たちは雨季(12月~3月)ではないGWに訪れたのでそもそも鏡張りは見れないと思っていました。
そしたらHODAKAの方から「今日鏡張り見られるよ。そこにドライバーが連れていく。」と言われました。
鏡張りは見れないものと思って行ったので、この時は非常にテンションが上がりましたね。
HODAKAでは日本人利用者が多く、鏡張りが日本人に人気なのでGWの時期でも水が溜まっている場所を調べて連れていっているそう。
欧米人的には一面の白い世界の方が人気のようで、他のツアー会社だと鏡張りには連れて行ってもらえない場合もあるようです。
店内には各国の方の感想が飾ってあります。
自慢したかったのか大学名を書いている人もいました。かわいいですね笑
ツアーの予約、値段について
ツアーは当日申し込めば全く問題ありません。
事前にネットを通じて申し込みもできるようですが、現地の方が圧倒的に安いです。
ツアーの種類は大きく分けて3つ
①デイツアー 10時から15時くらい
②サンセットツアー 15時から19時くらい
③スターライト&サンライズツアー 3時半から7時くらい
どれも値段は3,000円ほどと非常に安いです。もっと取ったらいいのにと思うほどです。
上の写真にある感想の仰る通りで、すべて行くべきです。
我々は初日に①と②の連続したツアー、2日目にスターライト&サンライズツアーそしてデイツアーの3つを楽しみました。
デイ&サンセットツアーは2つ連続のためか5,000円くらいでした。
ツアーで撮った写真を紹介します。
いかがでしょう。
全部のツアーに参加したほうがいいと書かれている理由がお分かりになりました?
しかしランドクルーザーが映えますね。ランクルの正しい使い方を見た気がしました。
ツアーの車はほぼランクルで愛知出身としてはなんか嬉しかったです。
なお、HODAKAでは塩湖付近の塩のホテルへの送迎も無料でツアーに組み込んでくれます!
ウユニ塩湖まで行ったら塩のホテルへの滞在が圧倒的におすすめです!
注意点
ウユニ塩湖のまとめ記事でも書いていますがこちらでも注意点を。
①防寒対策はしっかり(特に足元!!)
②高山病対策を忘れずに
防寒対策 (特に足元!!)
ウユニ塩湖は標高3,700mであり、富士山の山頂と同じくらいです。そのため夜は非常に寒く5月でも0度ほどになります。(南半球なので季節的には秋)
さすがに皆さん下調べをされていらっしゃるので防寒対策はされているのですが、足元はお留守になりがちです。私もその1人ですが。。。
鏡張りが見られるということは下には水が溜まっています。ツアーで貸し出されるのはただのゴム長靴で防御力は皆無です。
ただの長靴で0度の中水の上に立つことになるわけですからどうなるかは火を見るよりも明らかです。
私も含めて皆さん体は防寒対策バッチリで大丈夫だけど足が限界を迎えて定期的に車に戻ることになりました。笑
ただ、他のツアーの方もそうでしたが5月に鏡張りが見えると思っていないので仕方ないと思います。
今後行かれる方はぜひ足元の防寒対策もお忘れなく。
高山病対策
せっかくウユニ塩湖まで行ったのに高山病に罹ってしまっては思う存分楽しむことができません。
高山病の治療としては標高を下げることが一番ですが、ウユニ付近は上に書いたように100km進んでも50cmしか標高が変わらないので逃げ場がありません。
高山病対策はダイアモックスという薬が有名で病院に行けば処方してもらえます。
副作用としてトイレが近くなりますが、頭が痛くなってせっかくの南米を楽しめないよりはいいでしょう。
HODAKAでトイレについてのやり取りが発生したのはこの薬のせいです。たぶん笑
まとめ
もうすでに書いてあるのでお分かりかと思いますが、雨季(12月~3月)でなくとも5月時点では鏡張りは見られました。
本格的な乾季8月も一部であれば鏡張りが見られる模様です。
ただ、ベストシーズンは雨季から乾季の変わり目だといえると思います。
一面真っ白な世界も鏡張りも楽しむことができ一石二鳥だと思います。
水が溜まっていても晴れていなければ鏡張りは見れませんから、雨季は天気に大きく左右されてしまします。
実際ツアーで一緒になったバックパッカーの方は、一度2月頃にウユニに来て数日待っていたものの、天気が全然よくならず一度ブラジルまで戻ったと言っていました。
ただ、あくまで自然現象、雨季の降水量が少ない場合GWでも鏡張りが見られない可能性はあるので、そこはご了承ください。
以上ウユニ塩湖についてでした。
もし行かれる方はせっかく地球の反対側まで行かれるので万全の準備で楽しんでください!
南米旅行の全体はこちら
この旅行を経て私はANAの上級会員プラチナメンバーとなることが出来ました。
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