コロナ禍で株価が低迷中の今、投資を始められた方も多いのではないでしょうか。
私自身もこのコロナの影響で株価が下がっているこの時期に初めて現物株を買うなど
投資初心者として活動しています。株の購入額は100万円を超えました。笑
(一部は売ったりしていますが、70万円くらいはホールド中です。)
そして以前紹介した株が再度ストップ高となったので以下について再度紹介したいと思います。
・株価の動き
・事業・急騰の理由
・業績
ストップ高とは
株価には異常な暴騰・暴落を防ぐために、株価が1日に変動できる上下の幅を制限する値幅制限という制度があります。
この値幅制限の上限まで株価が上昇することをストップ高と呼びます。
簡単に言うと株価が一日で上がる上限と理解頂けたらと思います。
中央化学の株価推移
さっそく再度ストップ高となった銘柄について紹介します。
その銘柄は題名にある通りですが
中央化学(株)【7895】
です。
私が以前紹介したとき(4/9)は495円でしたから10%以上株価を上乗せしています。
知っているかたいらっしゃるでしょうか。
自分は最近まで全く知りませんでした。
この会社はプラスチック製食品包装容器のメーカーです。
なぜここ数日で株価が急騰しているか鋭い人なら製品を聞いてピンと来るかもしれません。
それは追々。。。
続いて中央化学のここ1週間の値動きを見てみましょう。
本日は正真正銘のストップ高、9日は一時ストップ高、8日はもストップ高と
なんと1週間で3回もストップ高となっています。
1週間前までは350円ほどだった株価が550円強と60%近く株価が高騰しています。
最低単元株数は100株ですので購入には6万円ほどとお手頃です。
ちなみにコロナの前の株価は550円~700円とマスクメーカーのようにコロナ前より異常に株価が高く、異常に高騰しているわけではないのもいい点かと思います。
そうなる危険性は少ない気がします。
因みに私は、2日間伸びなかった10日にこれ以上伸びないかなと思い470円ほどで売ってしまいました。。。
下手くそですね。。。
事業・急騰の理由
中央化学はプラスチック製食品包装容器のメーカーです。 (公式HP)
ちなみに三菱商事の連結子会社でバックには日本一の商社が付いています。
このようにプラスチックの食品容器を製造しています。
この事業がここ数日の株価急騰と大きく関係しています。
1週間前政府による「緊急事態宣言」が出ましたよね。それも大きく関係しています。
この中央化学の株価急騰の理由は以下の流れです。
緊急事態宣言による外出の自粛→Uber Eatsなどの宅配サービスやテイクアウトの需要増
→プラスチック容器の需要増予測→プラスチック容器メーカーの株価急騰
なるほど!となりませんか?
緊急事態宣言は1ヶ月ほど続き、その間需要は増えるでしょうからそれを予想した投資家がプラスチック容器のメーカーに目を付けたわけです。
自分もこれに目をつけて購入したんですけど完全に売るタイミングを間違えました。笑
再度購入するかは迷いどころです。
業績
いくら株価が上がっていて安い株とはいえども、業績が悪ければ私は株を買う気にはなりません。
業績も見ていきましょう。(公式HP)
2019年度の12月までの売上と営業利益です。
売上が400億円、営業利益が12億円ほどとなっています。
この規模のメーカーならボチボチでしょうか。昨年と比べると売り上げは微減ですが、大幅に営業利益が改善しています。海外での生産性を向上させたようです。
年間の予想はこちら年間で540億円ほど、11億円の営業利益を見込んでいます。
こちらは過去作成した年間の予想で営業利益はすでに予想を上回っており、コロナの影響がどれくらいあるか不明ですが、そこそこ期待は出来そうです。
キャッシュフローなども見てみましたが特に気になる点はありませんでした。
まとめ
以上、株価急騰中の中央化学についてご紹介しました。
・株価が1週間で60%ほど高騰
・株価500円台と最低5万円台から購入可
・コロナ前は600円ほどで現在異常な高値ではない
・外出自粛でテイクアウト、宅配の需要増でプラスチック容器の需要増見込み
・日本一の商社三菱商事の連結子会社
・業績もそこそこ
ただ、これだけ上がり続けているとそろそろ反動の下落が怖いところです。
本文中でも紹介しましたが、マスクメーカーみたいにもともと200円ほどの株価から1,000円越えまで行きその後暴落したのを見ると少し気後れしますね。
中央化学の株価はもともと550円ほどはあったのでここまではならないとは思いますが。。。
ただ、最終の購入判断はご自身の判断にてお願いいたします。
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