ANAマイルの価値について【東アジア編and国内編】

マイル

ANAマイルって一体いくらの価値があるんでしょうか。

一般的にANAマイルは

1マイル=2円というのが定説だと思います。

ただ、ANAマイルを特典航空券に交換する場合

その価値はマイルで国内線に乗るのか、国際線に乗るのか

そして、エコノミークラスに乗るのか、ビジネスクラスに乗るのか

はたまたファーストクラスに乗るのかで価値は大きく変わってきます。

そんなANAマイルの価値について私なりに整理してみました。

今回は東アジアと日本国内を対象にしてみました。

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定説

冒頭で一般的にANAマイルは1マイル=2円というのが定説と書いたのは

1ポイント1円で使えるポイントからのANAマイルへの交換レートが大抵50%だからです。

楽天スーパーポイントが有名ですね。

楽天スーパーポイントは1ポイント1円で使えますから、

これでいくとANAマイルは2円の価値があるということになりますね。

Tポイント、nanacoなんかも同様です。

国際線

では早速ANAマイルを特典航空券に交換する場合どれくらいの価値を生むのか見ていきましょう。

(ANAマイルで発券する航空券を特典航空券と呼びます。)

まずは国際線からです!

今回は条件を同じにするため東京から香港に向かう航空券で、時期は秋の連休としてすべて検証したいと思います。

なお東アジアへの特典航空券に必要なマイルは以下の通りです。

秋の連休はレギュラーシーズンにあたります。

ビジネスクラス

まずビジネスクラスを見ていきましょう。

残念ながらANAでは東アジア路線にファーストクラスの設定はありません。

羽田⇔香港便ではビジネスクラスでBUSINESS STAGGEREDと呼ばれるフルフラットシートで全席通路にダイレクトアクセス可能なビジネスクラスが導入されています。

なお、羽田⇔香港ではこのような豪華なシートですが、成田⇔香港便では以下のようなシートになります。

上のようなシートを期待してこちらのシートだった場合はガッカリすること間違いないでしょう。東アジア路線は路線によってシートが全然変わってくるので予約前に機材の確認をしたほうがいいです。(ANAの場合予約画面で機材の確認が可能です。)

なお、こちらのシートを成田→北京で利用しましたが、初の国際線ビジネスクラスということもあってか満足度は高ったですよ。

それでは本題、ビジネスクラスの日程変更可、不可同時に見ていきましょう。

日程変更不可の場合往復16万円越え、日程変更可の場合約24万円です。

決して安くはありませんが、一生に何回か贅沢するのもありと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ビジネスクラスに必要なマイル数は40,000マイルですので

日程変更不可:1マイル=3.8円

日程変更可:1マイル=5.7円

ということになります。

かなりお得にマイルを使用できることになりますね。

プレミアムエコノミークラス

続いてプレミアムエコノミークラスを見てみましょう。

と思ったのですが、プレミアムエコノミーは香港、上海、北京でどの日程で調べても出てこず。。。

コロナの影響などで機材を小型化したりしたのが影響しているのかもしれません。

エコノミークラス

続いてエコノミークラスです。

エコノミーだとANAのHPで座席の紹介写真も1枚しかありません。

日程変更不可は約6万円、日程変更可だと約16万円します。

一般的な航空券の値段になりましたが総じて日程変更可の航空券は高いですね。。。

この航空券に必要なマイル数は20,000マイルですので

日程変更不可:1マイル=2.6円

日程変更可:1マイル=7.5円

なぜか日程変更可ではビジネスクラスのマイル単価を上回っています。笑

国内線

続いて国内線の特典航空券に交換する場合について見ていきましょう。

国内線はプレミアムクラスは特典航空券では取れず、普通席のみマイルで取ることが出来ます。

同じ9月の連休中、羽田⇔新千歳路線を見てみましょう。

変更等が不可のスーパーバリュー75の運賃だと往復37,420円、変更可能な運賃は倍近くで74,920円です。

この時期、羽田⇔新千歳間で必要なマイル数は15,000マイル

つまり、

日程変更不可:1マイル=2.5円程度

日程変更可:1マイル=5.0円程度

1マイル2.5円程度

ということになります。

国際線のエコノミークラスと大差なくマイルを使えます。

なお国内線をあえて紹介したのは、国内線は国際線の特典航空券とは違い、諸税等を支払う必要がありません。そのため完全無料で航空券が発券出来てしまします。

いくら航空券がマイルで支払えるからと言っても諸税等で1万円以上掛かります。

家族4人で旅行する場合は約5万円そしてホテル代等になりますから結構な出費になりますよね。

そういったことを考えなくて済むのが国内線の魅力です。

まとめ

以上をまとめると東アジアへの特典航空券をマイルで取る場合、マイルの価値は次の表の通りになります。

クラス日程変更可日程変更不可
ビジネスクラス1マイル=5.7円1マイル=3.8円
プレミアムエコノミー
エコノミー1マイル=7.5円1マイル=2.6円
国内線1マイル=5.0円1マイル=2.5円

なお、マイルの価値で日程変更可、日程変更不可のどちらを取るかは考え方次第ですね。

実際に旅行する際は日程変更不可で予約するからそれに沿ったマイルの価値とするのか、

いや、日程変更が可能なチケットと同じ種類だからと考えるのか。

自分は前者ですかね。皆さんはどちらですか?

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